ベース左手の自然な運指を身につける方法【ヒヤマノートで練習】

ベース左手の自然な運指を身につける方法【ヒヤマノートで練習】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ライブハウスなどで、ジャズを20年演奏しています。

YouTube と Instagram の方にも投稿しています。

エレキベース、コントラバス(ウッドベース)では運指の問題が発生しますね。
そのフレーズをどの弦・どのポジションで、どの指で弾くべきか、ということです。

ベースの運指の問題
  • どの弦で弾くか
  • どこのポジションで弾くか
  • どの指で弾くか

また低音弦の中音域が苦手なひとも多いです。
たとえば7~10フレットあたりは何の音があるか分からない、という状態ですね。

これらの問題を自然に解決する良い教則本があります。

「ヒヤマノート」です。

ベース左手の自然な運指を身につける方法

ヒヤマノートはこの本です。

ヒヤマノート

この本はシマンドルというクラシックの教則本に、ベーシストの檜山薫さんが必要な練習を追加して作ったものです。

指板上をクマなくカバー

14フレット(低音弦側は12フレットあたり)まで、しっかり練習させてくれる本です。

指定の運指を守る

ヒヤマノートに取り組んでいるときは、本の指定する指やポジションを、ひとつずつしっかり守るようにします。

だまされたと思ってマジメに取り組んでみてください。
運指の基礎が身につきますよ。

ちなみにぼくはヒヤマノートを、すみずみまで3周さらいました。

次の教則本の運指は自分で決める

ヒヤマノートがすべて終わり、次の本へ取り組むとなったら、次の本からは運指はもう自分で決めて大丈夫です。

自然に最適な運指が選べるようになっていることでしょう。

次の教則本は、たとえばクラシックな「30エチュード」、ジャズなら「ジャズコンセプション」がオススメですが、どのポジションで弾こうかそれほど迷わないはずです。

カール・フィッシャー社, Franz SIMANDL(著), 2010/2/10

ベースの運指選びのヒント

ベースの運指選びのヒント

ヒヤマノートでの基礎をふまえて、運指選びについてもう少しお話するなら、ぼくは「再現性」を大切にしています。

他の場所で使うために

ぼくは普段ジャズを演奏しています。
ジャズはアドリブなので、フレーズをストックすることを日常的に意識します。

あるフレーズを練習するとして、運指を選ぶにあたって「他でも使える運指だろうか」と考えます。

流用しやすさ

たとえば2つ運指の候補があがったとして、どちらが他に流用しやすい運指かを考えます。

これは、そのひとの手の大きさなども関わってくるでしょう。

まずはしっかり基礎を特訓

なんにせよ、まずはヒヤマノートでしっかり基礎を身につけましょう。
基礎ができていれば、応用はすんなりいくものですからね。

それでは以上です。
また別の文章で。

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