ぼくは YouTube に演奏動画を投稿しています。
そんなに頻繁ではありませんが、たまに投稿するのを何年か続けて、いまでは 143本の動画数にまでなりました。
おそらく他のひとからすると、自信満々に、ヒョウヒョウと投稿しているように見えていると思います。
でも実は、そんなことはありません。
イマイチな演奏に思われないか、毎回ヒヤヒヤしています。
なんでこんなことを書くかというと、知人に「自分の演奏動画をアップするのが恥ずかしい」と言われたのです。
気持ちはわかります。
ぼくだって、観るひとの評価が気になります。
でも最近気づいたことがあります。
この他人の評価が気になるって、すごく自意識過剰なんじゃないかって。
ようは、
「ぼくは、たくさんの人から注目されている人間だ」
と自分のことを考えているわけです。
冷静に考えてみれば、
「世の中のだれも、ぼくなんかにそれほど興味がないはず」
であることに気づきます。
だって、これだけの人数の人間が世の中にいるわけです。
ぼくだけが特別なことはないはずです。
というか、みんなそもそも自分にしか興味がないはずです。
悪い意味ではなく、人間はそうゆう生き物だと思います。
このことについて、世間でいろいろな議論がされていますが、少なくとも「ぼく」ほどに「ぼく」に興味があるひとは、他にはいないはずです。
何が言いたいかというと、
「だれもぼくの演奏動画なんか観ないから、気にせずガンガン投稿しようよ」
ということです。
ぼくが動画を投稿しようがしまいが、世間に何も影響は与えません。
YouTubeなんか毎分圧倒的な量の動画が投稿されます。
観られたり評価される方がレアなんです。
さらに言うなら、悪い評価を受けたとしても、そのひとが具体的に悪い点を指摘して、改善方法をおしえてくれることはありません。
ようは、ただの気まぐれです。
そして上で書いたように、普通、BADすら押してもらえないものです。
とういうわけで、今日久々に動画を撮って各所に投稿してみました。
ひとの評価より、自分が楽しめることが大切だし、そんなひとが強いと気づいたんです。