もっと背が大きくなりたかったです。
180センチはこえて欲しかった。
ぼくの身長は 169センチです。
ぼくはベースを弾いていますが、特にウッドベース、さらにジャズにおいては、歴史上名を残したひとは全員大柄です。
みんな大きい。
ポール・チェンバース、チャールズ・ミンガス、ロン・カーター、クリスチャン・マクブライド、ロバート・ハースト。
エレキベースでも、ジャコ・パストリアス、スタンリー・クラークは大きいです。
スタンリー・クラークはウッドベースも弾きますね。
ちなみにジャコもウッドベースを弾きたかったひとです。
「フロリダではウッドベースはすぐネックが反っちゃうからあきめたんだ」
と言っていたそうです。
そんなに反るものなのかな。
身長は、無いものねだりですね。
だけど、スポーツ選手ならこの気持ちは分かってくれるはずです。
例えば 100m走で桐生くんが期待されていますが(彼にはホントにがんばって欲しい)、あの競技で日本人、アジア人が活躍するのは難しいとされています。
それ以外のこともあるのかもしれませんが、欧米人、特にブラックアメリカンのひとたちとの体格差は明らかです。
いまわざと「黒人」と書きませんでした。
「ブラックアメリカン」の方が失礼のない言い方、とネット上にあったからです。
もっと失礼のない呼び方があったら教えてください。
ちなみに、われわれはあまり自覚していませんが、日本人も立派な差別される側の人種です。
海外では気をつけないといけませんね。
体格のはなしに戻りますが、悔しいけどアジア人は体格で損をすると思います。
格闘技などでもそうですね。
体をつかうこと全般にいえることだと思います。
まれにもしかしたら、体が小さいことで有利になる場面もあるかもしれませんが、基本はハンディキャップでしょう。
音楽においては、向こうの文化のことをしているので、しょうがないのかもしれません。
ドイツ人なんか、女性もみんな背が高いですもんね。
アジア人のことを考えて楽器を作ったわけではありません。
でもだからといって諦めたくないんです。
「日本人らしいジャズをやればいい」という意見もたまに聞きます。
でもそれって妥協が入っていますよね。
妥協はいつでも最終手段です。
そう簡単には受け入れられない。
だし、そもそも日本人らしいジャズってなんだろう。
マンガの刃牙に出てくるジャック・ハンマーみたいに、身長を伸ばす手術受けましょうか。
すごく痛そう。
こうやって考えると、先の桐生くんはすごいです。
ちなみに桐生くんは、筋トレしないことでも有名です。
腕立てすらしないとのこと。
ボルト選手もウエイトトレーニングをするようになってから、記録が伸びなくなったそうですね。
何か頭をつかうことで、先に進めるのかもしれません。
頭は体格からフリーですからね。
tacama( YouTube )