ぼくは YouTube に演奏動画を投稿しています。
2010年からはじめているので、もうかれこれ 12年になります。
なぜ投稿するのか。
あるとき、ぼくの中でふたつの意味があることに気づきました。
ひとつは、生きた証(あかし)です。
ぼくがあげた動画は、YouTube 側が消さない限り、ある程度の期間は残るでしょう。
もしかしたら、後世のひとが、ぼくの動画を観てくれるかもしれません。
それってちょっとおもしろいです。
あと、後世じゃなくても、YouTube は地球の反対側のひとも観ることができるので、そちらへの生存アピールにもなりますね。
だいぶ地球はせまくなりました。
ふたつめの理由は、世界への挑戦です。
自分の演奏がどれだけ世の中に通用するのか。
かならずしもいい演奏が YouTube 上で評価されているわけではないけど、何もしないよりはいいとおもっています。
なので最近は BAD ボタン大歓迎です。
「下手くそでごめんね。もっと練習するよ」って気になります。
しかし、YouTube はつくづく公平だなとおもいます。
だれでもいつでも参加できる。
まさにネットの姿です。
ぼくはガツガツいくタイプではないので、こういった場があるのは助かります。
ひと昔前だったら、かなり根性だして進んでいかないといけなかったでしょう。
いや、むしろそっちの方がよかったかもしれません。
ニューヨークに単身渡米とかしてた方が、よっぽと前に進んだことでしょう。
そうおもうと、このネット社会がいいのか悪いのか、よくわからなくなります。
まあただ、ぼくがついていってないだけだ、という話もあるのですが。