コードトーンは、しっかり理解できているでしょうか。
コードタイプについては、
- メジャーセブンス
- セブンス
- マイナーセブンス
- マイナーセブンスフラットファイブ
- ディミニッシュトセブンス
- オーギュメントセブンス
ひとまず、これらを勉強するのをオススメしています。
そして各コードタイプのコードトーンは、メジャーセブンスから考えて理解するのが良いと考えいます。
今回はそんな話です。
各コードタイプの勉強はメジャーセブンスを経由
一応、各コードの「メジャーセブンスとの違い」を確認しておきます。
- セブンス … 7度がフラット
- マイナーセブンス … 3と7がフラット
- マイナーセブンス・フラットファイブ … 3と5と7がフラット
- ディミニッシュトセブンス … 3と5がフラット、7がダブルフラット
- オーギュメントセブンス … 7がフラット、5がシャープ
これらを覚えてコードトーンにアクセスします。
正しい音名を理解
メジャーセブンスを経由すると、一部のコードでは、各コードトーンの音名をきちんと理解するのに役立ちます。
たとえば、Cm7の3度は、ミ♭であって、レ♯ではありません。
覚える量が少なくなる
もし各コードを、いきなり音名を覚えようとすると、その量は膨大になります。
上の6つのコードタイプを各12キー、さらにはC♯とD♭の裏表の違いもでてきます。
メジャーを経由する方法は、「ルールだけ覚えよう」というやり方なわけですね。
慣れてくると、直接アプローチできる
上の経由する作業を続けていると、よく出てくるコードはさすがに慣れてきて、直接コードトーンにたどりつけるようになります。
たとえばAm7だと、3度はド♮、7度はソ♮、というのが自然に頭に浮かぶようになります。
それまでは、がんばってメジャーを経由することを続けましょう。
理解したら、どんどんアウトプット
コードトーンについて理解したら、積極的にアウトプットしていきましょう。
たとえば、曲のコード進行を使って、コードトーンを1つずつ弾いていく練習は、いかがでしょうか?
» アルペジオの練習のしかた【ジャズベース練習法、ウッド・エレキ両方】
実際の曲を使って練習するのが、やっぱり楽しいですね。
ぜひ何かしらの方法で取り組んでみてください。
それでは以上です。
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