ベースの tacama です。
ライブハウスなどで 20年ジャズを演奏しています。
ぼくの演奏は YouTubeで聴けます。
» tacama の YouTubeチャンネル
ラテンのベースは、スイングやボサノバに比べて難しく感じるかもしれません。
たしかに少し複雑です。
アフロキューバンがどうだとか、クラーベが大事だとか、いろいろいわれます。
ただし、ジャズスタンダードを演奏するぶんには、これらの知識は無くて大丈夫です。
基本パターン1つを覚えるだけで事足ります。
以下に、この基本ラテンベースパターンを見ていきます。
ジャズにおけるラテンベースは基本パターンを1つ覚える
基本パターンの説明をしたあとに、一応ステップアップも書きます。
ステップアップの方は、できなくて大丈夫です。
基本パターンを正しくできるようにすることを優先させてください。
ラテンベースの基本パターン
基本パターンは以下のものです。
音符にするとこんな具合になります。
ルート → 5度 → ルート
音の高さは自由に選んで大丈夫です。
音えらびは、これでないといけないことはありませんが、まずはこのパターンから練習してみてください。
この基本パターンを、各コード進行にあてはめていきます。
たとえば循環コードだとこんな感じです。
メトロノームなどを鳴らして、いろいろな曲で練習してみてください。
ラテンベースのステップアップ
基本パターンができるようになったら、少しだけステップアップしてみましょう。
以下のように頭を抜きます。
1拍目を前の音とつなぎます。
これは慣れないと難しいと思います。
ゆっくり練習していきましょう。
コードが連続すると以下のようになります。
もしかすると、あまりイメージがつかめないかもしれません。
次の項目で参考音源をあげますので、そちらを聴いてから、もう一度譜面を見てみてください。
ラテンベースの参考音源
ラテンもやはり、音源を聴くことは大事です。
お気に入りをみつけて、聴きまくるのが上達の近道です
オススメのラテンアーティストを紹介します。
きっと気に入ると思いますよ。
ミシェル・カミロ(Michel Camilo)
ベースはアンソニー・ジャクソンです。
ドラムのオラシオ・エルナンデスが圧巻です。
» ミシェル・カミロの作品一覧
ルーベン・ブラデス(Rubén Blades)
サルサというジャンルです。
サルサは、どの曲もラテンベースの勉強になります。
» ルベーン・ブラデスの作品一覧
文章は以上です。
最後にぼくのYouTube動画を貼っておわります。
上の動画はラテンドラムのパターンでベースソロを、下の動画はベースラインを弾きました。