先日、初めてヤマハの「Syncroom」を使いました。
ネット上でセッションできるアプリです。
他の音楽教室が企画した、生徒さん向けのアンサンブルレッスンに、サポートで入りました。
なかなか良い具合に演奏できたので、感想などを書いていこうと思います。
「Syncroom」がなかなか良かった話

まずはネット環境の説明から。
基本は有線のパソコンから
メンバーは全部で7人いましたが、一人をのぞいて有線でネットにつないだパソコンからの参加でした。
やはりスマホからだと遅延の問題が大きかったです。
ちなみにスマホで、有線でルーターにつなぐツールもあるようです。
より遅延を無くすよう設定
デフォルトだと少し遅延があったので、途中いろいろとイジりながら進めていきました。
遅延を少なくする設定がいくつかあったので書きますと、
- 音質を「中」以下に
- バッファサイズを小さく
- ヤマハに情報を送信しない
セッションの最後の方は、けっこう快適に演奏できるようになりました。
マイクに楽器を近づける
ちょっとしたコツとして、マイクにしっかり楽器を近づけることが大切です。
あまり近づけ過ぎると、それはそれでダメですが、たとえば15cm~20cm程度に近づけると音が良くなります。
ちなみにぼくはこんなマイクを使って参加しました。
楽器はウッドベース(コントラバス)ですが、オーディオインターフェースは使わず、パソコンへ直差しです。
ほぼストレスなく演奏できた
以上のような感じで参加したのですが、思った以上にストレスなく演奏できました。
遠いひとだとアメリカから参加されていましたが、それほどストレスはなかったです。
また同じ地方のひとの方が遅延は少なく感じました。
現実のセッションにはかないませんが、「ネットのセッションも、けっこう現実的な選択肢だな」というのが正直な感想です。
時代はどんどん進んでいきますね。
ひとと演奏するのは楽しい

「Sycroom」での演奏は、ぜんぜん楽しめるレベルでした。
音質も問題ないし、アプリとしても使いやすかったです。
さすがヤマハ。
まわりに一緒に演奏するかたがいない場合、ぜひオススメしたいツールです。
ぜひ環境を整えて参加してみてくださいね。
ジャズ初心者向けのルームもたくさんありましたよ。
それでは以上です。