低音楽器が好きなひとはけっこう多いです。
ぼくもそのうちのひとりです。
低音の魅力ってありますよね。
世の中の低音楽器でメジャーなものを、この文章で一通りまとめておこうと思います。
低音楽器一覧
オススメのアルバムも載せながら紹介していきます。
アマゾンミュージックのリンクを載せているのには理由があります。
「Amazon Music HD」の高音質で聴いて欲しいからです。
楽しさがぜんぜん違いますよ。
なるべく良いものだけを耳に入れるようにしましょう。
»【超オススメ】Amazon Music HDの音質が最高すぎる話
チューバ
チューバは巨大な金管楽器です。
パレードなどで担いで演奏するのを見たことがあるかもしれません。
デキシーランドジャズ(初期のジャズ)では、低音はチューバが担当していました。
もともとはクラシックの楽器です。
バリトンサックス
バリトンサックスは、サックスの中で一番大きく、かつ低い音の楽器です。
吹奏楽、サックス四重奏、ジャズのビッグバンドなどで活躍します。
ジャズのビッグバンドでは、ベースと同じ音を演奏することもあります。
ジェリー・マリガンという奏者が、ジャズでは有名です。
» What Is There To Say / ジェリー・マリガン
バストロンボーン
バストロンボーンは、トロンボーンを、より豊かに低音が出るようにした楽器です。
その太くて暖かい音色を聴いてみてください。
» American Music for Bass Trombone / チャールズ・ヴァーノン
バスクラリネット
バスクラリネットは、とても縦に長い楽器です。
「バスクラ」と略されます。
独特な音色がクセになります。
ユーフォニウム
ユーフォニウムは一般にはあまり知られていない楽器だと思います。
しかし、知らないのはもったいないくらい、とてもキレイな音色の楽器です。
ぜひユーフォニウムの澄んだ音色を聴いてみてください。
下のアルバムの中の「Rhapsody for Euphonium」という曲がユーフォニウムを楽しめます。
» Brass Pins / Brass Band Bürgermusik Luzern
バリトン(歌)
せっかくなのでボーカルも含めてみました。
下に紹介する「ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ」の歌声はなんとも耳に心地いいです。
» Schubert: 21 Lieder / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
コントラバス(ウッドベース)
コントラバス(ウッドベース)は、一般のひとには「チェロの大きいの」で伝わる楽器です。
ちなみに、ぼくが弾いている楽器です。
クラシックやジャズ、タンゴ、ロック、いろんなジャンルで使用されます。
イタリアのコントラバス奏者「ステファノ・シャシャ」の素晴らしい演奏を聴いてみてください。
コントラバス・ウッドベースについては
「ウッドベースの始め方、独学の練習法【初心者から中級者になるまで】」
という文章も書きましたので、よかったらどうぞ。
エレキベース(ベースギター)
説明の必要はないですね。弦の数はギターより少なく、4本です。
5本以上のベースも最近では一般的です。
おすすめのアルバムは「マーカス・ミラー」のものにしてみました。
またエレキベースについては、下の二つの記事もどうぞ。
» 初心者が楽器をはじめるならエレキベースがおすすめ【歴20年が解説】
» 最初の楽器は見た目で買って構わない【初心者向けエレキベースも書く】
低音楽器は、包み込むような暖かい音が魅力
低音楽器って、なんとも気持ちがいいですよね。
体の中まで問答無用で入ってくる感じがするけど、それは決して嫌な感じはありません。
聴いていると、だんだんと心が落ち着いていく自分に気づきます。
低音楽器を発明してくれたひとに感謝ですね。