みなさんはふだん音楽をどんなツールで聴いているでしょうか?
最近はケータイで YouTubeや、音楽アプリで聴くことが増えてきたと思います。
便利な反面、ぼくはこのことに危機感も感じています。
特に楽器を演奏しているひとにとって良くないと思っています。
■便利になるにつれて音が劣化している
実はケータイで聴くために、音楽はかなり音質を下げて配信されています。
あまり重要でない音は削って、ネットで配信しやすく加工されています。
そのおかげで手軽に音楽が聴けるようになった反面、音が劣化してしまったのです。
これは音楽にたずさわるひとにとっては、大きな問題だとぼくは考えています。
良い音が世の中から減っていっています。
■なるべく良い音で音楽を聴こう
便利になったものは、なかなか元にもどれないです。
なので便利さを受け入れつつ、「なるべく良い音で音楽を聴こう」と提案したいです。
そもそも
「良い音を聴かないで、どうして良い音を提供できるのか」
と思いませんか?
楽器上達のために、良い音で音楽を聴こう
良い演奏、良い音を聴いて感性を育てることは、演奏者にとって大切なことです。
現在は良い音を聴くための努力が必要になっています。
生演奏が一番
まず「生演奏がわれわれへの最高の入力だ」ということを知りましょう。
生で演奏を聴くのが、もっとも上達に効果があります。
一番情報量が多い
生演奏が音質の面で一番情報量が多いです。
これは当然のことですね。
生演奏以外はすべて「劣化コピー」といえます。
体でも音を聴いている
「つのだ☆ひろ」というドラムも歌もうまい有名なアーティストがいますが、「音楽は観るものだ」とおっしゃっています。
音は空気の振動ですから、「体でも聴いている」とぼくは思うんです。
なるべく生の音に近い環境で聴こう
上に書いたように生演奏がベストではありますが、そうそう聴きにいってられないですよね。
海外の有名アーティストの演奏なんて、生で観る機会はなかなかありません。
なのでここから努力が必要になってきます。
ベストはレコード
アナログレコードで聴くのが本当はいいですね。
一度でも聴いたことがあるひとはわかると思います。
その場に演奏者がいるみたいな臨場感ですよね。
ただコスト面や、すべての録音がレコード化されるわけではないので、現実には選びにくい選択肢です。
ぼくもレコードは聴いていません。
現状CDがベストでは?
上のように考えていくと、「CD」はなかなかいい線いっていることに気づきます。
数年前までは主流だったのに、いまでは買うひとはかなり少なくなってきました。
CDは「WAV」という規格ですが、「MP3」に比べたらかなり高音質ですよ。
音質の面ではいまだ現役だと考えています。
ぼくは CDで音楽を聴くことを、いつもまわりにススメています。
ハイレゾ音源に期待
ただ CDはいつかは完全にすたれていくメディアだと思います。
ハイレゾ音源など、次世代の技術に期待しています。
ハイレゾけっこういいと思うのですが、なかなか広まらないですね。
※追記「Amazon Music HD について」(2021.06.07)
「Amazon Music HD」という高音質の音楽が聴けるサービスがかなりオススメです。
記事にしましたので、読んでみてください。
» 【超オススメ】Amazon Music HDの音質が最高すぎる話
上のハイレゾ音源も聴けます。
かなり音楽を聴くのが楽しくなりました。
おすすめの音楽を聴くツール
良い音質の音源を選んでも、聴くツールがイマイチだとさびしいですね。
オススメの聴く環境を紹介します。
卓上スピーカー
音楽はなるべくスピーカーで聴くことをオススメしています。
上で言ったように、体でも音波を感じているはずだからです。
「Creative」のスピーカー
といっても高級なスピーカーで聴いているわけではありません。
ぼくは「CEATIVE」の卓上スピーカーが気にいっています。
パソコンにつないで使っていますが、Bluetoothが使えるのもなにげに便利です。
こんな小さいサイズなのに低音がしっかり出て、なかなか気持ちよく音楽が聴けますよ。
*ぼくの買った「T12」は取り扱いがなくなったようです。
同じクリエイティブシリーズの「T10」「T15」のリンクを載せておきます。
「T15」は、ワイヤレス(Bluetooth)対応です。
※追記(2021.06.07)
アマゾンに「T12」が少し入荷されていましたので、一応載せておきます。
「ゼンハイザー」イヤホン
外などではイヤホンが必須になりますね。
ぼくのオススメは「ゼンハイザー」のイヤホンです。
ドイツのメーカーです。
ただ先日バスに乗ったときだと思うのですが、なくしてしまったんです。
買いなおさないと。
しまう袋もオシャレで、かなり気にいっていました。
記事は以上です。
なるべく良い音で音楽を聴いて、しっかり感性と耳を育てましょう。