「Amazon Music Unlimited」を知っていますか?
高音質の音楽が聴けるサブスクリプションサービスです。
■ これまで音質がずっと不満だった
みなさん、YouTube などで音楽を聴いたりしますよね。
ぼくは YouTube は、ずっと音質が良くないことが不満でした。
みなさんは感じていないでしょうか。
なのでいまだに CD を聴いたりしています。
過去に「楽器上達のために、良い音で音楽を聴こう【低品質はうまくなりません】」という記事も書きました。
でもやっぱり CD は不便です。
聴きたい曲がいろんな CD にバラバラに入っていますものね。
いまさら iPod などを買うのもなあ、という感じですし。
それでネット上で高音質の音楽が聴けるサービスが無いかと探しました。
できればあんまり高くない値段で。
そしたら Amazon がやってるではないですか。
■ 衝撃の高音質
「気に入らなかったらすぐ解約すればいいや」と気軽にポチりました。
さっそく聴いてみて、5秒で違いが分かりました。
「むちゃくちゃ音が良い」
Amazon Music Unlimitedの音質に本気で感動した話
聴いていて耳が喜んでいるのが分かります。
ずっと聴いていたい感覚。
CDで音楽を聴いているときと同じです。
音質の詳細
Amazon のページに数字で音質が説明してあります。
Amazon Music Unlimited は HD と Ultra HD の2種類のロスレスオーディオの音質を提供します。
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=3355929051
HD楽曲のビット深度は16ビット、最小サンプルレートは44.1kHz(CD音質とも呼ばれます)、平均ビットレートは850kbpsです。
Ultra HD楽曲のビット深度は24ビット、サンプルレートは44.1kHz〜192kHz、平均ビットレートは3730kbpsです。
難しいことばが並んでいますが、要は、
「HD」は、CD の音質
「Ultra HD」は、ハイレゾ(CDよりさらに高音質)
ということだそうです。
まさに CD を聴いているのと同じなのですね。
聴いた感じは?
実際聴いた感じとしては、音の密度が濃い感じがします。
あと低音がハッキリ聴こえて、高音もつぶれずにキレイに聴こえます。
また音の余韻というか、リバーブもしっかり感じます。
リバーブというのは、空間を感じられる要素です。
このあたりのことは、YouTube で同じ音源をかけて比べてみました。
実は YouTube などのネット上で聴く音源は、けっこう音が削られています。
音が削られていることは、必ずしも悪いことではありません。
その分データが軽くなるので、便利にはなります。
ただ最近は技術が進んで大きいデータを普通にあつかうようになりました。
それなら、もうわざわざデータを軽くする必要なんて無いですよね。
ちなみに「Prime Music」は高音質ではありません。
「Amazon Music Unlimited」とあるのが今回伝えている高音質のものです。
値段は、かなりコスパ良し
Amazon Music Unlimited の値段は月々「980円(税込)」です。(2022年現在)
プライム会員なら追加で「780円」です。
ランチ1回値段でこの音質が聴けるなら、かなりコスパは良いといえます。
毎日何枚かのアルバムをかけるとして、これを買うのと比べると、かなり良いサービスですよね。
しかもCDみたいに、かさばらないです。
また、広告に気分をさえぎられることもありません。
これってなにげに重要です。
広告のせいで、聴く前に心が萎えたことってありませんか?
気に入らなかったら1ヶ月で解約可
上にも少し書きましたが、月単位で契約できるので、もしイマイチだと思えばすぐ解約できます。
たまにキャンペーンで無料期間をつくっていますが、ねらうほどのものでもないですね。
途方も無い量の曲数
肝心の曲数についてはもちろん、大量の曲数が聴けるようになっています。
2022年現在「7,500万曲がHDで聴き放題」となっています。
でもピンときませんよね。
体感としては
「検索して、聴きたい曲が無いということが95%無い」
という感じです。
ほぼ聴きたい曲はあります。
» Amazon Music Unlimited の詳細はこちら
実際、聴いてみた曲の感想
個別の曲で、聴いた感じを書いてみます。
特に音質が重要になる、アコースティックな曲を選んでみました。
■ イヤフォンとスピーカー両方で聴きました
イヤフォンとスピーカーの両方でチェックしました。
スピーカーはコスパ最強のクリエイティブシリーズの卓上スピーカーです。
ぼくは「T12」を使っています。
下のリンクは「T10」と「T15」です。
ちなみに安物のイヤホンでも違いが分かります。
さすがに百均のイヤホンなどは避けて欲しいですが。
それでは、曲について書いていきます。
aiko「えりあし」
とりあえず J-Pop から選んでみました。
「aiko/えりあし」です。
これは「ULTRA HD」となっていますから、ハイレゾの超高音質ですね。
上の画面はパソコンのものですが、スマホだとこんな画面です。
かなり音の密度が濃く感じます。
濃いといっても本当の音質になっただけで、すごく自然な感じです。
また澄んだ感じもします。
低音質の音源は基本こもった音になります。
Amazon Music Unlimited で聴くと、どの曲もスッキリ・ハッキリで気持ちがいいですよ。
ミッシャ・マイスキー「ひばりの歌」
次はクラシックから。
チェロとピアノによるブラームスの「ひばりの歌」です。
» Songs without words: ひばりの歌 作品70の2
繊細さと奥行のある音を味わえます。
情報量の多さとリバーブですね。
低音質の場合、リバーブがけっこう削られている感があります。
クラシックではかなり重要な要素ですよね。
部屋やホールの空気感。
空間に広がっていく音の余韻。
こういったものも含めて音楽といえます。
ミシェル・ンデゲオチェロ「GOD.FEAR.MONEY」
最後に R&B から持ってきました。
ミシェル・ンデゲオチェロ「GOD.FEAR.MONEY」です。
ベースの音と、ドラムのシンバルとバスドラム(低音)がかなりクリアです。
音の余韻もちゃんとあります。
低音質の場合、けっこうシンバルの音が汚くなるんですよね。
ぐちゃっとするというか。
あとバスドラの音もかなりショボい感じになります。
Amazon Music Unlimited で聴くと、「ドスッ」「ズン」といった迫力のあるバスドラが聴けます。
音楽は繊細なアート作品
よく考えれば、音質が低いものを聴くのって変です。
音楽を作る側は、楽器にもかなりこだわるし、音を拾うマイクや機材にもこだわって作品を作っています。
なのに聴く側があえて音質を下げてしまうのは、ちょっとさみしいことですよね。
ぜひ Amazon Music Unlimited で本当の音質を聴くようにしてみてください。
音楽が好きなひとは、ホントに人生変わりますよ。
» Amazon Music Unlimited の詳細はこちら
それでは以上になります。
■ 追記
もう少し別観点も加えて、
「Amazon Music HDをオススメする理由【音楽が好きな人へ】」
という文章を書きました。
特に楽器をさわるかたに、ぜひ読んで欲しいです。
■ さらに追記
「Amazon Music Unlimited」関連の記事を、
「Amazon Music Unlimited 関連の記事まとめ【おすすめ音楽ツール】」
にまとめました。