ベースの tacama です。
ライブハウスなどで 20年ジャズを演奏しています。
ぼくの演奏は YouTubeで聴けます。
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エレキベースの初心者のかたなどで、左の運指があまりキレイじゃないかたがいます。
簡単なフレーズなら適当な運指でも大丈夫なのですが、ちょっと難しいフレーズになってくると正しい運指でないと弾けなくなってきます。
またばたついている運指も無駄な動きなので直さないといけません。
弾けるはずのものが弾けなくてもったいないです。
■コントラバスの教則本
運指を直すにはコントラバス・ウッドベースの教則本がベストです。
具体的には「ヒヤマノート」という教則本です。
このテキストは、ぼく自身も勉強しましたし、生徒さんにもこの本で練習してもらっています。
エレキベース左手の運指の決め方を身につける方法
なぜコントラバス・ウッドベースの教則本が良いのか。
コントラバスの学習は、まず左手の正しいフォームを覚えるところから入ります。
コントラバスはエレキベースのようにフレットがありません。
なので音程の問題があるのです。
そこで左手のフォームをしっかり決めて音程を安定させるようにします。
■伝統的な教則本がベース
「ヒヤマノート」は「シマンドル」というクラシックの伝統的な教則本をもとに作られています。
このシマンドルのスタイルは左手のフォーム・運指をなるべく効率よくするように考えられています。
基本的な思想として
- なるべく移動しないように、一つのポジションで弾く
- 移動回数を減らす
- 左手の無駄な動きを減らす
これらをもとに練習曲が組まれています。
もちろんヒヤマノートにもそれは踏襲されています。
まさにエレキベースの初心者にうってつけの内容なのです。
もし左手で悩んでいる場合は、このヒヤマノートで練習してみてください。
しっかり取り組めば、左手の運指の問題は解決するはずです。
それでも解決しない場合は、オンラインコミュニティに参加して質問してください。
記事は以上です。
また別の記事で。