このブログでもオススメしたことがありますが、バッハの無伴奏チェロ組曲はベーシストの練習にちょうどいいです。
たとえばこの記事などで書きました。
» ジャズを練習中のかたへ、クラシックをすすめる話【ソロ上達のために】
この文章では、この無伴奏チェロ組曲の中でも、ペースで弾きやすい曲を紹介したいと思います。
バッハの無伴奏チェロ組曲の中で、ベースで弾きやすい曲
あまり跳躍のないもので、かつ短い曲が、最初はいいかなと思います。
音源の紹介は、チェロのレジェンド、パブロ・カザルスのアルバムを載せました。
»「パブロ・カザルス|Bach: Cello Suites」の詳細はこちら
Bach Cello Suite No. 3 in C Major : Bourrées I
参考音源 » Suite No. 3 in C Major, BWV 1009 : Bourrées I & II
No.3(キーC)のブーレ1番です。
1番と2番を分けてはダメだと思いますが、今回は分けて書きます。
ブーレ1番は明るい曲調ですね。
低いポジションでスタートできます。
Bach Cello Suite No. 3 in C Major : Bourrées II
参考音源 » Suite No. 3 in C Major, BWV 1009 : Bourrées I & II
※参考音源は上の1番と同じです。
同じく、No.3(キーC)のブーレ2番です。
こちらはマイナーで、少ししっとりとした曲調ですね。
こちらは高いポジションからのスタートになります。
15フレットの「Bb」からのスタートです。
上の曲に比べて跳躍が多少あって、難易度は上がります。
【番外編】弾いていて楽しい曲
せっかくなのでベースで弾いて楽しい無伴奏チェロの曲も紹介します。
Bach Cello Suite No. 4 in E flat Major : Bourrée II
参考音源 » Suite No. 4 in E flat Major : Bourrée I & II
No.4(キーEb)のブーレ、2番の部分です。
和音をいくつか弾く曲です。
ギリギリ指が届くので、チャレンジしてみてください。
Bach Cello Suite No. 4 in E flat Major : Gigue (Vivace)
参考音源 » Suite No. 4 in E flat Major : Gigue (Vivace)
同じく、No.4(キーEb)のジーグです。
三連のメロディがベースで弾いていて心地いいです。
個人的な趣味も入っているかもしれません。
Bach Cello Suite No. 3 in C Major : Courante
参考音源 » Suite No. 3 in C Major : Courante
No.3(キーC)のクーラントです。
Mr.Big のギター、ポール・ギルバートがライブで弾いていた曲です。
跳躍が多いですがドラマチックな曲で、弾いていてとても楽しいです。
クラシックを練習に取り入れる
クラシックはかっこいい曲がたくさんあるし、楽譜もたくさんあるし、ぜひ普段の練習に取り入れたいものです。
今回の曲もぜひ弾いてみてくださいね。
楽譜はこちらです。
それでは以上です。