ジャズコンセプション・ベースラインが難しい場合は、イージーを選択

ジャズコンセプション・ベースラインが難しい場合は、イージーを選択 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
20年ジャズを演奏しています。

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ぼくはレッスンなどで、ジャズのベースのテキストとして「ジャズコンセプションシリーズ」を推奨しています。

たとえばウォーキングベースでしたら、この「ジャズコンセプション・ベース・ライン」というテキストです。

このテキストに出てくる楽譜は、エレキベースのかたや、ウッドベースを始めて半年以上のかたなら、がんばって練習すれば弾ける内容です。

しかし、もし難しいと感じる場合は無理せずに難易度を下げましょう。
イージー版も出版されています。

今回の記事は、このイージー版の紹介です。

ジャズコンセプション・ベースラインが難しい場合は、イージーを選択

イージー版のテキストはこちらです。

低いポジションが多い

イージー版は、基本的には低いポジションで演奏できるように設定されています。
あまり高いポジションは出てきません。

とはいえ全く出てこないわけではなく、たまに高いF(ファ)まで使われています。

もし高いポジションが難しい場合は、部分的にオクターブ下げることをオススメします。
1小節か2小節まとめて下げると良いです。

ただ、これは通常版のジャズコンセプションの方にも言えることではあります。

目標テンポが遅め

特に最初の方の練習曲は、テンポが遅めに設定されています。

とはいえ、こちらも速いテンポの曲もあります。
「BPM 190」の曲もありますので、そこまでイージーでない印象があります。

もちろん、ちゃんと初心者向けの曲もありますので、難易度の低いものだけを選んでいけば、イージー版としての価値があります。

スタンダードがベースでない点に注意

通常版のジャズコンセプションの方は、ジャズスタンダードのコード進行をベースに、練習曲がつくられています。
枯れ葉や、サテンドール、A列車などが出てきます。

イージージャズコンセプションでは、スタンダードのコード進行ではありません。
この点は含んで、この教科書選びをしましょう。

ただ、スタンダードによく出てくるコード進行が使われているので、勉強にならないわけでは、もちろんありません。

できれば通常版で練習を

まとめると、どうしても通常版が難しい場合だけ「イージー版」を利用するとよいです。
レッスンでも、ここを見極めて生徒さんの教科書を選んでいます。

記事は以上です。

ジャズのベースに関する教科書は、
ジャズベースの教本、教則本【プロベーシストおすすめのテキスト】
にまとめてありますので、よかったらご覧になってください。

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