メトロノームを、たとえば♩=60くらいで鳴らして手拍子を合わせることは、普通それなりにできることだと思います。
でも同じことを楽器でおこなうと、往々にして、途端にクオリティが下がってしまいます。
たとえ簡単な一音を選んでおこなったとしてもです。
楽器とは、これだけ距離があるということですね。
逆に言えば、楽器の練習は、この距離を縮めることを言うのかもしれません。
手を動かすことは、もう生まれてからずっとおこなってきたことなので、コントロールのクオリティも高いです。
これと同じクオリティを目指すなら、日々の地道な練習が大切なこともうなづけるでしょう。
一夜漬け的な練習では、なかなかこのクオリティには行けません。
地道な練習と言っても、とにかく触ることがぼくは大切だと思っています。
決まったメニューを組むのと安心するならそれでも良いですし、そうでなかったとしてもとにかく触ること。
楽器が上手くなりたいかたは、まずは毎日触ることから初めてみてください。
きっとグングン上手くなりますよ。
ぼくは、このことを「毎日効果」と呼んで推奨しています。
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