みなさんは、レパートリーは何曲もっていますか?
「レパートリー」は次のように定義しようと思います。
- 楽器のひとは、コード進行を覚えている
できればメロディも覚えていると、なお良い - ボーカルのひとは、メロディを覚えている歌詞を覚えている
この定義だと何曲になるでしょうか。
この文章では、レパートリーを20曲つくることをおすすめしたいと思います。
まずはレパートリーを20曲作るといい話
20曲つくると、いろいろ良いことが起きてきますよ。
パターンが見えてくる
歌詞は違うと思いますが、曲のコード進行などはパターンが見えてきます。
「このコード進行のパターン、やけに多いな」といった感じですね。
そうなってくると、パターンの部分はまとめて捉えるように自分が変わっていきます。
このパターンをまとめて捉えることは重要で、ソロをつくるときのベースになります。
ソロのフレーズも、コードをまたいだ大きなくくりで作れるようになるわけですね。
覚えるのが楽になる
20曲も覚える作業をしていると、やはりだいぶ覚えるのが楽になってきます。
上に書いたパターンが見えてくるのも、もちろん助けになります。
定期的に刺激を与えるのは必要
しかし覚えたといっても、忘却曲線に従って忘れていきます。
たまに思い出す作業も入れるようにしましょう。
自信がつく
20曲も覚えた事実は素晴らしいことです。
もし達成したら自分をほめてあげてください。
他人から尊敬の目で見られる
曲を覚えるのは良いことと分かっていても、やらないひとが大半です。
そんな中、がんばったあなたは一握りのひとになれました。
ジャムセッションなどでは、尊敬の目で見られますので、自信がつかないわけはないですよね。
レパートリーを増やすのをマイペースでがんばる
レパートリーを20曲にするなんて大変だと思うかもしれません。
でも急いで達成する必要もないわけです。
時間をかける価値のあることですので、ゆっくり確実に進めていきましょう。
半年~1年かけてもいい
たとえば、月に3曲覚えるとしたら、7ヶ月で達成です。
月に2曲なら、10ヶ月ですね。
月2曲ならがんばれると思います。
もしアレなら、簡単そうな曲を選んで覚えましょう。
楽器のかたで、コード進行の覚え方を知りたいかたは、
「コード進行の覚え方【チカラ技、ツーファイブ+α、ジャズ・ポップスへ】」
のページを参考にしてください。
それでは以上です。