まずはレパートリーを20曲作るといい話【ジャズスタンダード】

まずはレパートリーを20曲作るといい話【ジャズスタンダード】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ライブハウスなどで、ジャズを20年演奏しています。

YouTube と Instagram の方にも投稿しています。

みなさんは、レパートリーは何曲もっていますか?

「レパートリー」は次のように定義しようと思います。

  • 楽器のひとは、コード進行を覚えている
    できればメロディも覚えていると、なお良い
  • ボーカルのひとは、メロディを覚えている歌詞を覚えている

この定義だと何曲になるでしょうか。

この文章では、レパートリーを20曲つくることをおすすめしたいと思います。

まずはレパートリーを20曲作るといい話

20曲つくると、いろいろ良いことが起きてきますよ。

パターンが見えてくる

歌詞は違うと思いますが、曲のコード進行などはパターンが見えてきます。

「このコード進行のパターン、やけに多いな」といった感じですね。

そうなってくると、パターンの部分はまとめて捉えるように自分が変わっていきます。

このパターンをまとめて捉えることは重要で、ソロをつくるときのベースになります。
ソロのフレーズも、コードをまたいだ大きなくくりで作れるようになるわけですね。

覚えるのが楽になる

20曲も覚える作業をしていると、やはりだいぶ覚えるのが楽になってきます。

上に書いたパターンが見えてくるのも、もちろん助けになります。

定期的に刺激を与えるのは必要

しかし覚えたといっても、忘却曲線に従って忘れていきます。
たまに思い出す作業も入れるようにしましょう。

自信がつく

20曲も覚えた事実は素晴らしいことです。
もし達成したら自分をほめてあげてください。

他人から尊敬の目で見られる

曲を覚えるのは良いことと分かっていても、やらないひとが大半です。
そんな中、がんばったあなたは一握りのひとになれました。

ジャムセッションなどでは、尊敬の目で見られますので、自信がつかないわけはないですよね。

レパートリーを増やすのをマイペースでがんばる

レパートリーを20曲にするなんて大変だと思うかもしれません。

でも急いで達成する必要もないわけです。
時間をかける価値のあることですので、ゆっくり確実に進めていきましょう。

半年~1年かけてもいい

たとえば、月に3曲覚えるとしたら、7ヶ月で達成です。
月に2曲なら、10ヶ月ですね。

月2曲ならがんばれると思います。
もしアレなら、簡単そうな曲を選んで覚えましょう。

楽器のかたで、コード進行の覚え方を知りたいかたは、
「コード進行の覚え方【チカラ技、ツーファイブ+α、ジャズ・ポップスへ】」
のページを参考にしてください。

それでは以上です。

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