いろんな種類の音楽を聴くと楽しい話【ワールドミュージック】

いろんな種類の音楽を聴くと楽しい話【ワールドミュージック】 JAZZ TOPICS

こんにちは。ベースの tacama です。
ジャズ演奏歴 20年です。

ぼくの演奏は YouTubeで聴けます。
» tacama の YouTubeチャンネル

この記事では、世界の音楽について書いてみようと思います。

ぼくは演奏するのはジャズばかりなのですが、聴くのは本当に雑多です。
いろいろなジャンルの音楽を聴くのは楽しいですよ。
世界にはたくさんの音楽があります。

この記事の内容
  • いろんな種類の音楽を聴くと楽しい話【世界の音楽】
  • 世界のレジェンドを3人紹介
  • 世界の音楽の情報を得るには

いろんな種類の音楽を聴くと楽しい話【ワールドミュージック】

いろんな種類の音楽を聴くと楽しい話【ワールドミュージック】

世界にはたくさんの音楽があって、ポップスだけがすべてではありません。

各ジャンルに名演奏家は存在する

また音楽的にも、たとえば民俗音楽とクラシックでは、クラシックの方がレベルが高いかというと、そんなことはありません。
すばらしい音楽や演奏者は、各ジャンルに必ず存在します。

レジェンドを紹介

ただ日本にはなかなかそういった情報は入ってきません。
そんな日本人が知らないであろう世界の音楽と、レジェンドといえる演奏者を、この記事では3人紹介したいと思います。

世界のレジェンドを3人紹介

世界のレジェンドを3人紹介

日本の情報はアメリカのものにかたよっている気がします。
映画といえばハリウッドだし、はやる音楽やファッションも、ニューヨークやロスからやってきているものが多くないでしょうか。

ですので、とりあえずアメリカを外して、それ以外の国から、なるべくみなさんが知らなそうなひとと音楽を選んでみました。

アマリア・ロドリゲス(ポルトガル)

ポルトガルにはファド(Fado)という音楽があって、アマリア・ロドリゲスはファドの伝説的な存在です。

日本でいうところの美空ひばりのような存在だと思います。
そう、アマリアはボーカリストです。

ファドの歴史

ファドのルーツは大航海時代にさかのぼります。
ヨーロッパ各国が他の大陸へ勢力を伸ばそうとした時代ですね。
しかし当時のことですから、航海はまったく安全なものではなかったでしょう。
ファドは、そんな航海に夫を送り出した、女性の悲しみを歌ったものとされます。

アマリア・ロドリゲスの悲しい歌声

アマリアの歌はひとの心に深く届きます。
アマリア自身にも、もしかしたら何か悲しいできごとがあったのかもしれません。
そんなふうに思ってしまうほど、人生が乗った歌声に感じます。

アマリア・ロドリゲスの歌の技術

ベーシストのぼくからすると、アマリアの歌はとてもリズムがいいです。
するどい何かが飛んでくるような歌です。
そのせいもあってか、すごく心にしみる歌声です。

ファドを知っているひとは貴重

ところで昔、高校生のときの話ですが、仲良くしてもらっていた音楽の先生に、ファドを聴いていることを話したことがあります。
卒業して何年かして、その先生に会ったときに「あんな悲しい歌を聴いてたから心配していた」と言われました。

心配してもらえていたことを知ってうれしかったのですが、本当はそのことより、先生がファドを知っていたことの方がうれしかったです。
ファドを知っているひとに、他に会ったことがありません。

アマリア・ロドリゲスの YouTube

さて、そんなアマリア・ロドリゲスのファド。
YouTube をはりますね。

アルバム Com Que Voz より

ルーベン・ブラデス(パナマ)

このボーカリストを聴いてからサルサが好きになりました。
カリブ海付近の音楽って明るくて楽しいですよね。

ルベーン・ブラデスはアメリカで売れたので、今回の趣旨とずれるかもしれませんが、ラテンの雰囲気ぷんぷんなので、紹介することにしました。

中米のベーシストは上手なひとがわんさかいる

ところでラテンのベーシストって上手なひとがやけに多いです。
全員うまいんじゃないかってくらい。

ひどい楽器を使っている可能性がある

先日ラテンベースシストにこのことを話したら、
「向こうのベーシストは、みんなひどい状態の楽器をつかっている」
と言っていました。

きちんと調整された普通の楽器が普及するようになったら、とんでもないベーシストが世にたくさんでてきそうです。

ルーベン・ブラデスの YouTube

こちらも YouTube はりますね。
大好きな曲です。何回聴いたことだろう。

アルバム Maestra Vida Vol.1 より

ガル・コスタ(ブラジル)

むかしジャズ研の先輩が「土くさい」ということばを使っていましたが、下にあげるガル・コスタの音楽はとても土くさいです。
この心地よいねっとりしたものは何なのでしょう。

ガル・コスタの若い頃がオススメ

ブラジルとえばボサノバのイメージですが、ガル・コスタもボサノバを歌ってはいます。
しかしぼくは、ボサノバのガル・コスタより、若いころの少し影のある感じの彼女の歌が好きです。

アルバム India より

世界の音楽の情報を得るには

世界の音楽の情報を得るには

普通に暮らしていると上で紹介したような音楽と出会わないかもしれません。
ですので、そういった音楽と出会うコツをお伝えしようと思います。

「ジャズフェス」をチェック

毎年各地でジャズフェスティバルが開催されていますが、ジャズとは名ばかりで、けっこういろんな音楽が披露されています。
上であげたファドも、テレビのジャズフェスで知りました。

主要なジャズフェスとしては、

などがあります。
YouTube にもあがってたりするので、チェックしてみてくださいね。

Tiny Desk Concert

YouTube の Tiny Desk Concert は一度は観たことがあるかもしれません。
けっこういろんなジャンルのアーティストが出演していて面白いです。

タワーレコードでジャケ買い

実は上のガル・コスタはタワーレコードでジャケ買いしてハマりました。

ジャケ買いって本屋さんで本を選ぶようなものですよね。
一番わくわくする買い方かもしれません。

「ワールド」というジャンルに、上で紹介したような音楽がはいっていることが多いです。

» TOWER RECORDS ONLINE

記事は以上です。
ぜひ、いろんな国の音楽を探索してみてくださいね。

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