雨の日はやはり外に出るのが億劫になったり、ジメジメの不快感などで、ちょっと気持ちが上がらない感じになりますよね。
でも農家さんのことを考えると、雨は大切ですから、あんまり嫌に思うのもアレです。
「稲妻」ですね。稲の妻です。
ぼくはウッドベースを弾いていまして、雨の日についてはいくつか思うところがあります。
ウッドベース/コントラバスと雨の日について、少し書いていきます。
雨の日とコントラバス/ウッドベース
良いことと悪いこと両方あります。
音色が少し落ち着く
雨の日はウッドベースの音色が少し変わる感じがあります。
音に湿気がまとったような雰囲気といいますか。
楽器自体も湿度により質量があがっているかもしれませんし、音を伝える空気も水分をしっかり含んでいるでしょう。
きっとこのあたりのことで、音色が変わるんでしょうね。
ぼくはこの密度を増したような雨の日のベースの音が好きです。
より暖かいサウンドになっている感じがします。
持ち運びが大変
雨の日で問題なのが楽器の持ち運びです。
現場には車で持っていくのですが、まず車に積む時に濡れます。
これはうちの問題でしょうが、玄関から車まで屋根のないところがあるのです。
ぼくの場合、アンプも積むことが多いので 2回濡れます。
そして現場についたら、地下駐車場などがない限り、ここでもまた濡れます。
行きと同じでまた 2回は最低濡れます。
傘をさせないの?
「無理せず傘をさせばいいのに」と思うひともいると思います
しかし、ウッドベースはかなり背のある楽器で、自分の身長をゆうに上まわっています。
かつボディもふくよかで、大きい人間ひとり抱えているようなものです。
傘をさせなくもないかもしれませんが、きっと楽器をどこかにぶつけるでしょう。
最悪楽器を抱えたまま転んだら大変なことになります。
なので傘はあきらめています。
アンプも両手で持たないといけませんしね。
こんな具合に、雨の日はホントに大変なんです。
なので演奏の前日はいつも雨乞いの逆のことをしています。
車は積みやすい車を
せめて少しでも楽器を積みやすくするために、後ろのドアは上にあがる「跳ね上げ式」が良いでしょう。
ほとんどの車が跳ね上げ式だとは思いますが、たまに横開きの車もあります。
ぼくが乗っていた車でいうとRAV4(トヨタ)が横開きでした。
積みやすくていい車だったのですが、この点だけ惜しかったです。
ウッドベース/コントラバスにオススメの車は、
「ウッドベース・コントラバスの車選び【ボディタイプ別に解説します】」
に書きましたので、参考にしてください。
以上です。