音楽を聴いて感動するということ【モノローグ #13】

音楽を聴いて感動するということ【モノローグ】 MONOLOGUE

ひとはどんな音楽を聴くと感動するのだろう、とよく考えます。

「感動する」という行為は個人的なものです。
ぼくと他人が同じように感動しているかどうかは、ぼくには知る手段がありません。
脳波でも測ったら分かるのかな。
なのでいつも、ぼく自信が研究対象です。

たとえば「難しい理論にもとづいたメロディだから感動する」ということは無さそうです。
おなじようなことで言えば、「すごく難しいフレーズを弾いてるから感動する」ということもありません。
ほかのひとはどうなのでしょう。

また「音色」には感動します。
好みの歌声や、演奏者が確固としてあります。
好きな倍音の構成があるのかもしれません。

ただ、いくら好きな歌声でも音程やリズムがあやふやだと、ちょっと感動しにくいかもしれません。
ある程度、音楽的にキチッとしてないと、心に響いてきません。

さらに歌の場合、「歌詞」で感動する、ということもあるでしょう。
ぼくはそれほど歌詞を聞かない人間なので、この要素は低めです。

このように色々と音楽で感動する理由を考えたりしていますが、やっぱり「音色」はほくの中でけっこう大きい気がしています。
ただの一音で感動したりします。
音色にはリズムやタイムも絡むでしょう。

このことを考えるたびに、いつもひとつの考えに終着します。
「一音一音こころを込めて演奏しよう」って。

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