ジャズの教材としてジャズコンセプションシリーズをおすすめしています。
この教材、音源CDもついているのですが、残念ながらけっこうミスというか、音源と楽譜が違っていたりします。
ぼくはベースのものしか見ていませんが、他の楽器の方も、おそらくそうなっているのでは。
この違う部分を、そのままにしておくのではなく、音源に合わせて楽譜を修正して欲しいです。
ジャズコンセプションの間違いは耳コピーして直す
その修正のときに「耳コピー」をおこないます。
耳コピーのチャンス
耳コピーって、なかなか大変な作業ですが、今回の修正はせいぜい2~3小節です。
これくらいなら、がんばれますよね。
耳コピーの練習ととらえて取り組みましょう。
AB間リピート
ちなみに、耳コピーを楽にするツールがあって、「AB間リピート」です。
音声プレイヤーについている機能なので、アプリを入れる際に、この機能があるか確認してください。
もともとは英語学習のための機能で、他にも「3秒戻す」など、耳コピーに役立つ機能もついていたりします。
ぼくは早送りと巻き戻ししかないCDプレイヤーでコピーしていた世代なので、「ホントに便利な世の中になったなあ」と、たまに感慨深くなっています。
サックスとトランペットの方を参考に
耳コピーしたら、しっかり音源に寄せて演奏します。
歌い方や気持ちまで真似するようにしましょう。
その際に、たとえばベースのひとは、ベースの方の音源でなく、サックスとトランペットの方の音源を参考にして欲しいです。
※伴奏の方の教材についてくる音源です↓
ジャズのイントネーションなど、そちらの方が良いです。
ホーンライクなソロは楽しい
このジャズコンセプションシリーズは、サックスのひとが作った教材なので、ソロなど、他の楽器では弾くのが多少難しいはずです。
とりあえずベースは弾きにくいです。
でもそれが良いです。
弾きやすいものばかり弾いていては練習になりませんし、ポール・チェンバースのような「ホーンライク」なソロに近づくためにも、このような練習は必要でしょう。
ぜひ、バップのメロディを味わいながら練習してくださいね。
それでは以上です。
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