こんにちは。ベースの tacama です。
ジャズを 20年演奏しています。
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むかしドラマーのケンウッド・デナード(Kenwood Dennard)のクリニックに参加したときに、彼がこんなことを言っていました。
「常に音楽の神様が見ていると思って演奏している」
聞いたとき、とても感動しました。
■クリスチャンに成功者が多い
クリスチャンのかたは神様に見られていることを意識していますよね。
どこかの本で読んだことがありますが、この常に神様に見られているという意識が、クリスチャンに成功者が多い理由になっているそうです。
神様が見ているからもっと仕事をがんばろう、といった意識ですね。
ケンウッド・デナードがクリスチャンかどうかは分からないのですが、彼が敬虔な人間であることは先のことばから分かります。
「音楽の神様が見ている」
このことを少し深掘りしてみようと思います。
「常に音楽の神様が見ていると思って演奏する」ジャズ演奏家の名言
常に音楽の神様が見ているという意識は、次のような効果があると考えます。
- 緊張感をもって練習できる
- 演奏にベストを尽くそうとする
緊張感をもって練習できる
ともすると練習はダラダラしてしまいがちです。
でも人に見られていると、きっとそんなふうにはならないですよね。
しかも見ているのは神様です。
下手な練習はできません。
良い練習ができそうな気がしますよね?
演奏にベストを尽くそうとする
本番が増えてくると、ひとつひとつの演奏の貴重さが減っていきます。
もっと悪くいえば気を抜く本番が出てくるわけです。
いけないことは分かっていても人間ですから、こんな意識も出てくるでしょう。
これを正しくするのに神様の力を借りるわけです。
神様が見ている本番を適当に演奏したら、神様はどんなふうに思うでしょう。
神様だからきっと手を抜いたこたことをすぐ見破るはずです。
「もうおまえは上達させないことにしよう」とか思われたら最悪ですね。
遠くて近い存在の神様
実際に神様がいるとかいないとかは、ここでは関係がありません。
ぼくも日本人に一般的な無宗教の人間です。
でも仮の絶対的な存在を設定することで、自分をコントロールするわけですね。
つまり、神様は結局 "自分自身" なのでしょう。
記事はここまでです。