楽器選びのコツを伝授【全楽器共通:初心者こそ”勘”が大切です】

楽器選びのコツを伝授【全楽器共通:初心者こそ”勘”が大切です】JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ジャズの演奏歴 20年です。
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先日、生徒さんの楽器選びに同行しました。
楽器選びって本当にわくわくしますね。

ただ一般的に、楽器は安い買いものではないので、買うとなるといろいろな不安もついてまわります。

この記事では、楽器選びのコツ、購入を決めるにあたっての考え方を書いてみました。

楽器選びのコツを伝授

楽器選びのコツを伝授

まず、楽器選びや試奏しにいくことにおいて、解説するほどではない基本的な事項をあげてみます。

  • 予算をきちんと決める
  • できれば詳しいひとについてきてもらう
  • ひとりで行く場合、できるだけ予習していく
  • 基本的に即決しない
  • 店員さんのことばはあくまで参考程度に

一番最後の「店員さんのことばは~」だけ少し補足をします。

お店へ楽器を買いにいくことは、こちらとしてはまずアウェイな環境であることを認識します。

お店サイドは、敵とまでは言いませんが、「お店は高く売りたい vs 客は安く買いたい」 なので、完全な味方には原理的になりえないと考えています。

ですので、それをふくんでアドバイスを聞きましょう。

とはいえ、店員さんの説明はかなり勉強になりますので、しっかり聞いて質問したりしてくださいね。

これ以降は楽器選びにおいて特に重要なことを書いていきます。
必ずおこなってほしいけれども、初心者のかたはきっと抵抗がありそうなことです。

かならず自分で弾いてみる

初心者のかたの多くは、自分が弾いても何もわからないと考えています。

断じてそんなことはありません。
店員さんや付き添いのかたが弾いてくれるとは思いますが、必ず自分でも弾くようにしましょう。

五感をフルにつかって試奏する

その際には、五感をフルにつかってください。細かい音の感じに敏感になってください。

同価格帯のものも弾くと思いますが、何度も弾き比べて細かい違いを感じるようにしてください。

きっと
「こちらの方がいい気がする」
または
「あちらの方が自分の好み」
というものがあるはずです。

納得いくまで弾く

何度も弾き比べてという部分に抵抗があるかもしれません。
店員さんに悪いのではと思うかたもいるでしょう。
でもがんばって弾き比べてほしいです。

納得いく買いものができて初めて、その楽器を愛せるからです。

予算以上の高級な楽器も弾いてみる

よい楽器、よい音色を肌で感じることはとても大切です。
よいものの基準がないと、いまから買おうとしている楽器が、どの程度の価値なのかがわからないからです。

ぜひその店の高い楽器を弾いてみましょう。
30万円の予算でしたら、100万円の楽器を弾いてください。

初心者が弾いたからといって壊れたり価値が下がったりすることはありませんので、安心して弾いてください。きっと素晴らしい体験をしますよ。

楽器選びでは初心者こそ"勘"が大切

楽器選びでは初心者こそ"勘"が大切

上で書いたことをすべておこなって、どの楽器にするか、買うか買わないかを判断していきます。

「勘」にたよる

最終的には「勘」できめます。
楽器のよしあしは、そもそも数値で判断できるものではありません。

「あの楽器の音は、この値がいくつだからよい楽器」

「この音色は、あの楽器よりこの値がいくつ下だから価値の低い楽器」

という基準がありません。
よい音色というのは、あくまで個人の「感覚」です。

「勘」はあなたの正式な計算結果

また「勘」というのは頭の計算結果にことばが追いついていない状態です。
ただしく計算はおこなわれています。

ですので、あなたの勘で決めるべきだし、あなたには決める能力もきちんとあります

経験は必ずしも優位性があるわけではない

ただ慣れているひとは、楽器をみてきた母数が多いので、経験があり判断がしやすくなってはいます。

しかし良い音色の楽器とそうでない楽器の差は、そのことに関係なく存在し、その差を判断する耳は、経験が多ければ多いほど育つものではないとぼくは考えています。

初心者であるあなたの耳とぼくの耳は、楽器の音色のよしあしを判断することにおいて、実はそれほど差はありません。

なぜそう言い切れるかというと、いい音はヒトの中心部分、コアな部分に響くからです。
本能の部分だと思います。

ご自身の「勘」を信じて決めてみてください。

記事は以上になります。

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