ぼく自身は、エレキベース歴は20年以上弾いていますが、最初数年は4弦と6弦を弾いていました。
その後、知り合いからG&Lの5弦を購入し、今にいたります。
つまりほぼ、5弦ばかり弾いてきました。
たまにひとの4弦をさわるのですが、やはり5弦ならではのメリット・デメリットを感じます。
今回はそのことについて書いていきます。
5弦ベースのメリット/デメリット
結論から先に言うと、5弦に興味があるひとは1本もっておくと良いと思います。
5弦ベースのメリット
- ローD/ローCが弾ける
- 低いポジションへ移動しなくて良い
- コードが弾ける
ローD/ローCが弾ける
5弦はこのためにあるといっても良い部分ですね。
4弦には出せない低い音を出せます。
最低音が「B(シ)」になり、低い音が5個増え、バンドのサウンドに厚みが増します。
ただ、逆に言えば5個しか増えません。
しかしこの音域には、弾いたひとにしか分からない気持ちよさがあります。
特にローD(レ)はクセになりますよ。
低いポジションへ移動しなくて良い
たとえばいま、高音域か中音域にいるとして、急に低い音が必要になったときにローポジションへ移動しなくて良くなります。
これはけっこう便利です。
速く弾くときなどは、ポジション移動がネックになりますからね。
コードが弾ける
4弦でも弾けないことはないのですが、5弦だとテンションを追加しやすいです。
特にハイフレットで弾くと、独特の美しいサウンドが作れますよ。
5弦ベースのデメリット
デメリットも、やはり感じています。
- ミュートの問題(ノイズ)
- 多少パンチが落ちる
ミュートの問題(ノイズ)
5弦(一番低い弦/B弦)のミュートがめんどうです。
4弦だと、ぼくは4弦(E弦)に親指を乗せておくことが多いので、ミュートはそこまで気にしなくて済みます。
5弦だとさすがに1弦2弦が遠いので、この問題が大きくなります。
セオリーどおり、親指のサイドで止めたりしています。
多少パンチが落ちる
ぼくの使っているG&Lはパワーがあるので、そこまで気にならないですが、一般的に多弦ベースはパワーが落ちるとされます。
音にパンチが無くなるのですね。
色んなベーシストを観てきて、確かにその傾向があることは実感しています。
あと個人的に…
あとこれは好みの問題ですが、個人的には4弦の方がかっこいいと思っています。
単純にぼくが憧れているひとに4弦が多いんです。
もちろん中には "5弦も" 弾くひとはいますが、メインは4弦ですよね。
もしかしたら、上に書いた「パンチのある音」を感じとって、好きになっているのかもしれません。
ぼく自身も、そのうちまた4弦を買おうと思っています。
やはり両方持つのがベスト
以上、5弦ベースのメリット・デメリットを書いてみました。
実際、両方持っているベーシストがほとんどな気がしますので、まだ持っていないかたは、ぜひ入手してみてください。
ぼくの使っている「G&L Tribute Series L-2500」も見つけたので貼っておきますね。
このベースの音は、ぼくのライブ配信などで聴けますので、よかったらチェックしてみてください。
それでは以上です。
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