5弦ベースのメリット/デメリット【ジャズ・ポップス系/歴20年が書く】

5弦ベースのメリット/デメリット【歴20年が書きます/ジャズ系】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ジャズを 20年演奏しています。

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ぼく自身は、エレキベース歴は20年以上弾いていますが、最初数年は4弦と6弦を弾いていました。
その後、知り合いからG&Lの5弦を購入し、今にいたります。

つまりほぼ、5弦ばかり弾いてきました。
たまにひとの4弦をさわるのですが、やはり5弦ならではのメリット・デメリットを感じます。

今回はそのことについて書いていきます。

5弦ベースのメリット/デメリット

5弦ベースのメリット/デメリット

結論から先に言うと、5弦に興味があるひとは1本もっておくと良いと思います。

5弦ベースのメリット

  • ローD/ローCが弾ける
  • 低いポジションへ移動しなくて良い
  • コードが弾ける

ローD/ローCが弾ける

5弦はこのためにあるといっても良い部分ですね。
4弦には出せない低い音を出せます。

最低音が「B(シ)」になり、低い音が5個増え、バンドのサウンドに厚みが増します。

ただ、逆に言えば5個しか増えません。

しかしこの音域には、弾いたひとにしか分からない気持ちよさがあります。
特にローD(レ)はクセになりますよ。

低いポジションへ移動しなくて良い

たとえばいま、高音域か中音域にいるとして、急に低い音が必要になったときにローポジションへ移動しなくて良くなります。

これはけっこう便利です。
速く弾くときなどは、ポジション移動がネックになりますからね。

コードが弾ける

4弦でも弾けないことはないのですが、5弦だとテンションを追加しやすいです。
特にハイフレットで弾くと、独特の美しいサウンドが作れますよ。

5弦ベースのデメリット

デメリットも、やはり感じています。

  • ミュートの問題(ノイズ)
  • 多少パンチが落ちる

ミュートの問題(ノイズ)

5弦(一番低い弦/B弦)のミュートがめんどうです。

4弦だと、ぼくは4弦(E弦)に親指を乗せておくことが多いので、ミュートはそこまで気にしなくて済みます。

5弦だとさすがに1弦2弦が遠いので、この問題が大きくなります。

セオリーどおり、親指のサイドで止めたりしています。

多少パンチが落ちる

ぼくの使っているG&Lはパワーがあるので、そこまで気にならないですが、一般的に多弦ベースはパワーが落ちるとされます。
音にパンチが無くなるのですね。

色んなベーシストを観てきて、確かにその傾向があることは実感しています。

あと個人的に…

あとこれは好みの問題ですが、個人的には4弦の方がかっこいいと思っています。
単純にぼくが憧れているひとに4弦が多いんです。

もちろん中には "5弦も" 弾くひとはいますが、メインは4弦ですよね。

もしかしたら、上に書いた「パンチのある音」を感じとって、好きになっているのかもしれません。

ぼく自身も、そのうちまた4弦を買おうと思っています。

やはり両方持つのがベスト

やはり両方持つのがベスト

以上、5弦ベースのメリット・デメリットを書いてみました。

実際、両方持っているベーシストがほとんどな気がしますので、まだ持っていないかたは、ぜひ入手してみてください。

ぼくの使っているG&L Tribute Series L-2500」も見つけたので貼っておきますね。
このベースの音は、ぼくのライブ配信などで聴けますので、よかったらチェックしてみてください。

それでは以上です。

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