先日、ライブのMCでメンバーのひとが
「なんでドルフィンってつく曲、多いんでしょう」
と言っていました。
「たしかにスタンダードに3曲もありますね」
と、ぼく。
みなさん、3曲思いつきますか?
良い曲ばかりなので、ぜひこの機会に知っておいてくださいね。
「Dolphin(イルカ)」がタイトルにつくジャズスタンダード
まずは、定番のあの曲から。
On Green Dolphin Street
ジャムセッションでも定番のスタンダードですね。
インストでは、「Ebメジャー」でよく演奏されます。
よく演奏されるといっても途中「Gbメジャー」に行きますし簡単ではありません。
最初の8小節も、かっこよく演奏するのは、なかなか難しいはずです。
「On Green Dolphin Street」の参考音源
ウィントン・ケリーの演奏にしてみました。
ベースのポール・チェンバースがかっこいいですね。
» ウィントン・ケリー「Kelly Blue」の詳細はこちら
Dolphin Dance
ハービーハンコックの有名な曲です。
カテゴリー的にはコンテンポラリーに含まれると思います。
こちらも難しいコード進行が続き、弾きこなすには練習が必要でしょう。
「Dolphin Dance」の参考音源
やはり作ったひと、ハービー・ハンコックのアルバムにしてみました。
よく考えればけっこう古いアルバムなのに、全然色あせませんね。
» ハービー・ハンコック「Maiden Voyage」の詳細はこちら
The Dolphin
美しい曲です。
最初に話したライブMCで、ボサボサのひとの作曲だと知り、妙に納得がいきました。
この曲もキーがころころと変わり、弾くのに苦労する曲です。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
「The Dolphin」の参考音源
ぼくはスタン・ゲッツの演奏が好きなのですが、残念ながら Amazon Music にはありません。
» ビル・エヴァンス「The Complete Bill Evans On Verve」の詳細はこちら
「〇〇がつくシリーズ」
今回のように「〇〇がつく曲」というのは、ちょっと面白いかもしれません。
また考えて文章にしようと思うので、楽しみにしていてください。
似たところでは、
季節のジャズスタンダード/アルバムのブログ記事まとめ【強引なのもアリ】
というまとめページを作りましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
それでは以上です。