ベースの tacama です。
ジャズ演奏歴 20年です。
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この記事ではジャズのベースを勉強するうえで参考になる「読みもの」的な本を紹介します。
文章ばっかりの本ですね。
自伝や評論など。
理論書だけでなく、こういった本を読むことで、違った面からジャズを知ることができますよ。
ジャズベースの教本・教則本【副読本】
いままで読んできて、勉強になった3冊を紹介します。
完本 マイルス・デイビス自叙伝(マイルス・デイビス 著)
本の中だとよくしゃべる、よくしゃべる。マイルスは寡黙(かもく)なイメージですよね。やっぱり演技なんだなと思いました。エンターテイナーですね。違うのかな。
この本を読むと、憶測で想像めぐらせていた人間関係や、あの時代の雰囲気のようなものを知ることができます。ドナリーの件も。マイルス目線ですが。
ひとまず読んでおきたい本ですね。
チック・コリアの音楽(山下 邦彦 著)
残念ながら絶版だと思いますが、できれば読んでほしい本です。図書館にはあったりします。ぼくも最初は図書館で借りて、あとから買い直しました。
チック・コリアの曲を分析している本なのですが、分析の内容が深い深い。
前提となるコード進行やスケールのことも話してくれているので、ぼくにとっては完全に教則本でした。
一家に一冊級だと思っています。良書。
スコット・ラファロ その生涯と音楽(ヘレン・ラファロ・フェルナンデス 著)
買ったひとも多いのではないでしょうか。
ベースをしているかた、もしくはビル・エバンストリオが好きなかたは、ぜひ読んでみてください。ビル・エバンスとスコット・ラファロの関係性などもわかって面白いですよ。
ラファロの練習内容も知ることができるし、ほんとベーシストは読むべきだと思います。
あとラファロがとても正直で素晴らしい人間であることが分かります。これが一番読んでよかったことかも。
けっこうジャズ理論の勉強になる「読みもの」という副読本
チック・コリアの本のところでも話しましたが、読みもの系もけっこう理論の勉強になったりします。
コードの話などもでてきたり、あるひとの練習方法やどのくらい練習していたかなども書いてあったりします。
はずかしいですが、積読本
ちなみにずっと読もう読もうと積ん読している本があって、こちらです。
むかし生徒さんがプレゼントしてくれたのですが、もらってびっくり全部英語です。
すこし読んでみましたが、ぼくの英語スキルでは歯がたちませんでした。でもいつか絶対読みたい本です。なんていったってポール・チェンバースの伝記なんですもんね。
でもその前に翻訳本がでたりして。
記事はここまでです。
副読本でない、通常の教則本は、
» ジャズベースの教本、教則本【プロベーシストおすすめのテキスト】
で紹介していますので、こちらも読んでみてください。