ジャズを知るうえで重要なピアノトリオ3選【プロジャズベーシストが選びました】

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こんにちは。ベースの高間です。ジャズ演奏歴20年です。

ジャズピアニストには、死後かなり経過した現在においても、世界中から愛され続けているレジェンドがいます。

これまでみんながこぞって彼らをマネをしました。影響を受けました。

そんな歴史をつくったピアニストによる、ジャズピアノトリオの演奏を紹介しようと思います。

もうすでに知っているかたも、あらためて聴いてみてください。レジェンドの演奏はいつも新たな発見があります。

ほんの幾ばくか、彼らに近づけた証拠かもしれません。

ジャズを知るうえで重要なピアノトリオ3選

ジャズを知るうえで重要なピアノトリオ3選

YouTube とアルバムのリンクをはっていきます。

バド・パウエル

Down With It (Remastered 2003/Rudy Van Gelder Edition)

アルバム「The Scene Changes」より。

メンバー
  • バド・パウエル(ピアノ)
  • ポール・チェンバース(ベース)
  • アート・テイラー(ドラム)

この圧倒的なスピード感。すこし古い録音のわるさもまったく気になりません。

あふれでてとまらないフレーズの数々。即興で演奏していることをいま一度、思い出しましょう。彼の魂を感じますね。

ベースのポール・チェンバースと、ドラムのアート・テイラーのグルーヴもすごいです。まるでレーシングカーのよう。

そういえば、チック・コリアが "Bud Powel" という曲をつくっています。スタンダードといっていいくらい、有名な曲です。チックもバドのこと、大好きなんでしょうね。

» バド・パウエルへの追想 チック・コリア

オスカー・ピーターソン

Days Of Wine And Roses

アルバム「We Get Requests」より。

メンバー
  • オスカー・ピーターソン(ピアノ)
  • レイ・ブラウン(ベース)
  • エド・シグペン(ドラム)

バド・パウエルが「陰」なら、オスカー・ピーターソンは「陽」ですね。明るい。いつもニコニコ。

ミシェル・ペトルチアーニはオスカー・ピーターソンに一番影響受けた、というのをどこかで読んだことがあります。ミシェル・ペトルチアーニについては、別記事に書きました。

» ベースもかっこいい、ジャズピアノトリオの曲3選【ジャズ導入編】

ビル・エヴァンス

Bill Evans Trio - My Foolish Heart

アルバム「Waltz for Debby」より。

メンバー
  • ビル・エヴァンス(ピアノ)
  • スコット・ラファロ(ベース)
  • ポール・モチアン(ドラム)

当時はまだ、白人と黒人がいまほど打ち解けている感じはありませんでした。マイルス・デイビスがバンドにビル・エヴァンスを起用したとき、ジョン・コルトレーンの猛反発にあったエピソードがあります。

ビル・エヴァンスのトリオのサウンドは本当にうつくしいですね。このサウンドはベースのスコット・ラファロの貢献もおおきいです。このあたりのことは、この本を読むといろいろ知ることができます。

国書刊行会, ヘレン・ラファロ・フェルナンデス(著), 2011/3/28

また、ぜひドラムのポール・モチアンの仕事ぶりにも着目してください。やんちゃな二人を笑顔で見守る、お父さんのようにも感じます。

上に紹介した別記事に "ブラッド・メルドー" がでてきますが、彼が世にでてきたとき "ビル・エヴァンスの再来" といわれました。

ジャズピアノトリオは、ベースが活躍できる形態

ジャズピアノトリオは、ベースが活躍できる形態

ジャズというジャンルはベースが活躍できるジャンルです。他のジャンルよりベースソロがまわってくることが格段に多いです。

さらにジャズピアノトリオになると、よりその傾向が強くなります。

またそれだけでなく人数が少ないことから、音楽的責任もおおきくなり、演奏はスリリングで楽しいです。

ベースリーダーのピアノトリオ

それらのこともあってか、ベーシストがリーダーのバンドは、ピアノトリオの形態であることが多いです。

ざっとあげてみます。

またこんな楽しいアルバムもありますよ。ドラムのハービー・メイソンがいろんなピアニストを迎えてつくったアルバムです。全曲ピアノトリオです。これはほんとに必聴。

» "With All My Heart" - Harvey Manson

記事はここまでです。

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