クロマチックアプローチ【ソロにもウォーキングベースラインにも】

クロマチックアプローチ【ソロにもウォーキングベースラインにも】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ライブハウスなどで、ジャズを20年演奏しています。

YouTube と Instagram の方にも投稿しています。

「クロマチックアプローチ」という、便利な理論というか、音の選択があります。
「クロマチック」は「半音階」という意味です。

今回はこのクロマチックアプローチについて、少し説明します。

クロマチックアプローチ

クロマチックアプローチ

定義は、
「ターゲットに対し、コードトーンなどを無視して、1全音、上下から半音でアプローチすること」
です。

ちなみに、必ずしも「全音」でなくとも構いません。
「半音1回」でも、クロマチックアプローチです。

ウォーキングベースライン

クロマチックアプローチはジャズのいたるところで使えます。

ジャズコンセプション(ベースライン)から抜粋して載せてみます。

上行

クロマチックアプローチ【ベースライン上行】

「Groove Blues」P.26の6-7小節目です。

ターゲットの「F」に対し、「Eb」の音から半音二段階で当てています。

すぐ後ろの部分もクロマチックアプローチです。

下行

クロマチックアプローチ【ベースライン下行】

「Groove Blues」P.27の43-44小節目です。

ターゲット「D」に対し、「E」の音からアプローチしています。

ベースソロ

同じく、ジャズコンセプション(ベースソロ)から抜粋します。

上行

クロマチックアプローチ【ベースソロ上行】

「Bird Blues」P.99、58-59小節目です。

下行

クロマチックアプローチ【ベースソロ下行】

「Blue Minor」P.66、29-30小節目です。

簡単ですね!

弾いて覚える

弾いて覚える

音楽は頭で理解しただけではいけません。
体で覚えるようにしましょう。

なので、今回のクロマチックアプローチも、実際に「弾いてみて」「使ってみて」理解してくださいね。

それでは以上です。

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