いろんなアルバムを聴いていると、ウッドベース(コントラバス)の音って、けっこう後回しにされるというか、あまりしっかり聴こえなかったりしますよね。
小さかったり、本来と音とかなり違う感じになっていたり。
今回は、ウッドベースの音がわりとハッキリ、クリアに聴こえるアルバムを紹介しようと思います。
ベース好きに嬉しいアルバムたちですね。
ウッドベース/コントラバスの音がクリアに聴こえるオススメのアルバム

なるべくいろんなジャンルから選んでみました。
ぼくがジャズなので、多少ジャズ系が多めです。
また基本、「Amazon Music HD」で聴けるアルバムをのせています。
ただ、残念ながら無いものもありましたが。
»【超オススメ】Amazon Music HDの音質が最高すぎる話
チック・コリア・ニュートリオ「Past, Present & Futures」
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ベースはアヴィシャイ・コーエンです。
クリアに聴こえるだけでなく、ぼくはアヴィシャイ・コーエンの音色、好きなんですよね。
ゲイリー・カー「癒しのコントラバス」
天下のベーシスト、ゲイリー・カーの作品です。
リバーブがもう少し浅いのが好みなら、下のアルバムなんかオススメです。
»「ゲイリー・カー|バッハ:無伴奏チェロ組曲」の詳細はこちら
ジョン・パティトゥッチ「Now」
ベーシストがリーダーのアルバムは、やはりベースがよく聴こえるものが多いです。
ジョン・パティトゥッチの音色も最高ですね。
オルランド・“カチャイート”・ロペス「Cachaito」
»「オルランド・“カチャイート”・ロペス|Cachaito」の詳細はこちら
キューバを代表するベーシスト、カチャイート・ロペスです。
このアルバムは、あまりラテンラテンしてないですが、ヒップホップのような新しい音楽と融合してるのがいいです。
しかし、カチャイートの音はバズーカみたいですね。
クリスチャン・マクブライド「Out Here」
»「クリスチャン・マクブライド|Out Here」の詳細はこちら
現代の録音は、やっぱりクリアで気持ちがいいですね。
Amazon Music HD で、良いスピーカーで聴きたいです。
カサンドラ・ウィルソン「トラヴェリング・マイルス」
»「カサンドラ・ウィルソン|トラヴェリング・マイルス」の詳細はこちら
ベースは、ロニー・プラキシコです。
あまり知られてないベーシストな気がしますが、このアルバムのプレイを知ったらファンになると思います。
太くて暖かい、キレイな音色ですね。
「Run the Voodoo Down」「Time After Time」「Seven Steps To Heaven」がお気に入りです。
ミージア「Garras dos sentidos」
»「ミージア「Garras dos sentidos」」の詳細はこちら
「Fado do retorno I」と「Sete Luas」という曲が、ウッドベースがキレイに聴こえます。
「Fado do retorno I」のアルコ(弓)、キレイですね。
レジナルド・ヴィール「ブルース&スピリチュアル」
»「レジナルド・ヴィール|ブルース&スピリチュアル」の詳細はこちら
ぼくは実はこのアルバムは持っていなくて、「低音王Ⅱ」で「ダウン・バイ・ザ・リヴァーサイド」だけを聴きまくりました。
レジナルド・ヴィールってミンガスが好きなんですね。
どおりで音がかっこいいわけです。
ベースは大事

自分がやっている楽器なのでアレですが、ベースがしっかり聴こえるアルバムって、聴いていて気持ちがいいものですよね。
作るひとの好みもあるでしょうが、もっとそんなアルバムが増えたらいいなと思います。
よく考えてみると、自分が聴いてきたものって、そんなアルバムが多かった気もします。
それでは以上です。
また良いアルバムは、このブログやTwitterで紹介していきますね。