装飾音というか、音やフレーズを装飾する方法はいくつかあると思います。
ビブラート、トリル、同音連打、グリッサンド、チョーキング。
これらを使えるようにすることは大切です。
「表現の幅が広がる」と言われることですね。
実際、適度に入れた方が人間味が出て良いです。
歌っている感じが出ますね。
ただ、入れ過ぎも注意しないといけません。
くどくなって、ちょっとうるさい感じになってしまいます。
たとえばポール・チェンバースは、装飾としてはグリッサンドをたまに入れる程度です。
ビブラートもかけないし、なんというか直球勝負で男らしい感じです。
そういえばジャコ・パストリアスもそんなに装飾を入れませんね。
というか、歴史に名を残しているベーシストは、装飾が少なめな気がします。
適度に入れることが肝要なのですね。
似た話は、
モダンジャズで使わない音の装飾【ビブラート・スライドに注意】
にも書きました。
ただ、装飾のテクニックができないのは問題なので、練習はしておきましょう。
それで、「ここだ」というところで使えると良いですね。
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ジャズベースソロ上達のためのブログ記事まとめ【②コツ/考え方】
に追加しました。