簡単なフレーズから移調してみよう①【ジャズ/アドリブの訓練】

簡単なフレーズから移調してみよう①【ジャズ/アドリブの訓練】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ライブハウスなどで、ジャズを20年演奏しています。

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フレーズのストックを増やすのに「移調」がとても効果的です。
このことは、これまでも何度か書いてきました。 

せっかくなので、具体的にやってみましょう。

こんなフレーズを引っぱってきました。

G7のフレーズ1

ジャズでよく演奏されるフレーズですね。

これを他の調に移調します。
移調というか、例えば「C7」に変換するとどうなるのか、ということですね。

移調する前にフレーズの分析をします。

G7のフレーズ2

ルートからの距離を一音一音把握します。
ルートは今回は「ソ/G」ですね。

それでは、移調してみましょう。

移調先は、せっかくなのでジャズでよく出てくるものが良いですね。
「C7」「F7」「Bb7」「Ab7」などなど。

たとえば、「C7」はどうなるでしょう

G7のフレーズ3

自分で手を動かすこと、弾いてみることが大切です。
考えてみてくださいね。

正解は、

G7のフレーズ4

弾いた感じも同じに聴こえますよね。

こんな調子で、他のコードもおこなってみてください。

作業をおこなったあとでは、このフレーズを、最初に見たときと違う見方をしていることに気づくと思います。

最初はただ音符を見ていただけなのが、フレーズの構造を見れるようになりましたね。

この「構造を見る感覚」がとても大切です。

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に追加しました。

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