フレーズのストックを増やすのに「移調」がとても効果的です。
このことは、これまでも何度か書いてきました。
せっかくなので、具体的にやってみましょう。
こんなフレーズを引っぱってきました。
ジャズでよく演奏されるフレーズですね。
これを他の調に移調します。
移調というか、例えば「C7」に変換するとどうなるのか、ということですね。
移調する前にフレーズの分析をします。
ルートからの距離を一音一音把握します。
ルートは今回は「ソ/G」ですね。
それでは、移調してみましょう。
移調先は、せっかくなのでジャズでよく出てくるものが良いですね。
「C7」「F7」「Bb7」「Ab7」などなど。
たとえば、「C7」はどうなるでしょう
自分で手を動かすこと、弾いてみることが大切です。
考えてみてくださいね。
正解は、
弾いた感じも同じに聴こえますよね。
こんな調子で、他のコードもおこなってみてください。
作業をおこなったあとでは、このフレーズを、最初に見たときと違う見方をしていることに気づくと思います。
最初はただ音符を見ていただけなのが、フレーズの構造を見れるようになりましたね。
この「構造を見る感覚」がとても大切です。
このページは、
ジャズベースソロ上達のためのブログ記事まとめ【①練習法】
に追加しました。