ベースを練習していて思うのが、右手と左手、両方のスキルアップが大切だ、ということです。
そして、その左右それぞれの課題は、交互にやってくる感じがしています。
左手と右手、交互に課題はやってくる
たとえば初心者のひとは、まず左手のフォームや運指が問題になるかもしれません。
左手のフォーム
普通、エレキベースやコントラバスを始める場合、まず左手に着目するのではないでしょうか。
ライブビデオなどを観ていても、カメラはよく左手をアップにして写します。
やはり弦楽器といえば左手でしょうか。
ロックやポップスの場合、握るように押さえるひとが多いですが、ジャズ・フュージョン系ではクラシックスタイルを学びます。
クラシックのフォームは慣れが必要なので、まず左手に取り組むのは良いことだと思います。
» コントラバス/ウッドベース「左手」関連の記事まとめ【弾き方・コツ】
右手のピッキング/発音
そうやって左手をがんばって練習していると、音色の欲求も出てきます。
「もっと大きい音、キレイな音は出せないか」と。
そうして右手のピッキングの仕方や、コントラバスだったら弓の運び方などが課題に設定されていきます。
» ジャズのウッドベース「右手」関連のブログ記事まとめ【弾き方・コツ】
左手のフォームの精度
そうやって右手の改善に取り組んでいると、今度は左手の細かいことが気になってきます。
いつの間にか最初に学んだフォームが崩れていたり、ヒジや肩なども気になってきます。
» エレキベースでクラシックスタイルの左手フォームが作れない方へ
» 無理して左腕(ひじ)を上げない【コントラバスのフォーム】
右手の精度
左手の精度が気になってくると、今度は右手の精度も気になってきます。
ピッキングは常に正しくできているか、弓の角度は大丈夫か。
最初に右手を着目したときより、高度な課題ですね。
» 弓(アルコ)に関するブログ記事まとめ【ウッドベース/コントラバス】
» エレキベース初心者はフロント/中間/リアのピッキング位置を意識する
らせん状に、かつ階段状に上手くなる
上手くなっていく過程は「らせん状」です。
色々な周辺の事がらを吸収しながら、まわり道もしながら上に登っていきます。
そして、それぞれのスキルのステップアップは、まさに「ステップ(階段)」を登るようです。
だんだん上手くなるのでなく、ガクンと上手くなる。
おもしろいなと思います。
ぜひ続けて、目標に向かってがんばってくださいね。
それでは以上です。
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