ベースの tacama です。
ライブハウスなどで 20年ジャズを演奏しています。
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ジャズを勉強し始めたら、曲については「ツーファイブワン」のコード進行をまず覚えると良いです。
覚えるというか、最初は理解できれば十分です。
最終的にはパッとみてツーファイブと判断でにるようになりたいのですが、なかなか最初は判別がつきづらいと思います。
しかも「ツーファイブ」というように「ワン」が無い状態でもひんぱんに出てきますので、手ごわいです。
コード進行の勉強は「ツーファイブワン」から
まずはツーファイブワンの復習。
CM7に解決する場合はこんな感じになります。
|Dm7 - G7 - CM7|
※そもそもツーファイブワンの知識に自信のないかたは、
ツーファイブワンをスタンダードのコード進行から探してみよう【曲の分析力アップ】
の記事を読んでみてください。
上のコード進行の最初の Dm7 はもともと 4度メジャーの FM7 が変化したものです。
Dm7 に変えるとルート音が、D → G → Cとなります。
4度あがっていっていますね。
5度さがっているともいえます。
この 4度あがる動きは強い動きで、単音でもコード進行を感じます。
つまり Dm7 に変えることによって、コード進行がスムーズになるんですね。
理論は自然に覚えて欲しい
なぜこんな話をしたのかというと、話を聞いたあとでは、みなさんにとってツーファイブワンが少しだけ身近になったと思います。
「なんかめんどくさそう」という気持ちが、少し減ったんじゃないかなと。
理論は無理に覚える必要はありません。
みなさんが覚えるまで、ぼくはこうやって言い続けますので、そのうちきっと自然に覚えてしまうことでしょう。
にわかで覚えた知識なんて結局使いものにならないですもんね。
ツーファイブワンの勉強の仕方
ツーファイブワンについては、まずは「楽譜の中から見つける」という練習が有効です。
何か曲を弾くときに、
「ここはツーファイブワンじゃないのかな」
と注意しながら弾くということです。
このことは途中にあげた別記事の
「ツーファイブワンをスタンダードのコード進行から探してみよう【曲の分析力アップ】」
にも書きましたので、ぜひ読んでみてください。
それではここまでにします。
また別の記事でお会いしましょう。