1本目の楽器を買う場合に、
「自分は身長が高くないので小さいサイズの楽器を買うべきでは」
と思うかたもいると思います。
結論から言うと、ほとんどの場合、通常の「3/4サイズ」で大丈夫です。
今回はこのことを少し書いていきます。
小さい楽器を買うべきか
おそらく150センチ以下だと、小さいサイズを選んだ方が良いように思います。
スタンダードな「海外の3/4」
逆に160センチ弱程度の場合は、通常のサイズで問題ないでしょうし、実際プロの演奏家がいます。
ここでいう通常サイズは「海外での3/4サイズ(日本の4/4)」です。
楽器の数が多い
この通常サイズが一番市場に出回っています。
つまり楽器を選べます。
なので下手に小さいサイズを選択すると、良い楽器を選べなくなることにも、つながりかねません。
楽器の鳴りの問題
小さいサイズは一般的に、楽器の音も痩せます。
少しだけ楽になることの代償としては大き過ぎるので、慎重になりましょう。
可能性を減らさない
ぼく自身も169センチで、手も大きくないです。
世の中には、ぼくよりずっと低い身長の女性ベーシストもたくさんいます。
なので可能性を減らさないためにも、まずは通常サイズの購入を検討してみてください。
大概は問題なくいけてしまいます。
将来は「日本人サイズ」もアリかも
以上、下手に小さいサイズを選ばないことについて書いてみました。
ただ、将来は「日本人サイズ」という規格ができても良いなと考えています。
やはり左手は、なるべく無理に広げない方が良いに決まっていますので、鳴りを犠牲にしないで、箱も大き過ぎることもなく、弦長の短い楽器が開発されたら、素晴らしいことだなと思います。
それでは以上です。
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