伝説のギタリスト「マイケル・ヘッジス」をご存知でしょうか。
アコースティックギターの名手で、彼を有名にさせたのは、やはり変則チューニングでしょう。
変則チューニングだと、開放弦の音も変わるし、通常だと弾けない和音も弾けます。
つまり聴いたことがないサウンドが生まれます。
■ 「オラクル」というアルバム
そんなマイケル・ヘッヂスのギタープレイが楽しめるアルバムに「オラクル」という作品があります。
»「Oracle | MICHAEL HEDGES」の詳細はこちら
この文章では、このオラクルの曲を紹介していきます。
ギター変則チューニングで有名なマイケルヘッジスのアルバム「オラクル」
予備情報として、彼は実は故人です。
交通事故で亡くなりました。43歳のことです。
天才はいつでも短命です。
交通事故で亡くなったミュージシャンといえば、ビル・エヴァンスのトリオで有名な、ベースのスコット・ラファロが頭に浮かびます。
みなさんもくれぐれも車の運転にはお気をつけください。
それでは「オラクル」の中のオススメの曲について書いていきます。
「The 2nd Law」マイケル・ヘッジス
1曲目を飾るこの曲、アコギらしいキレイなアルペジオが楽しめる曲です。
このアルバム、本当に録音がキレイです。
ギターの澄んだ音色が、ちょうどよいリバーブとともに収録されています。
アコギ好きにはたまらないサウンドです。
この曲も変則チューニングのはずです。
開放弦の音で分かりますね。
「Baal T'shuvah」マイケル・ヘッジス
この曲もアコースティックギターのキレイな和音が楽しめます。
途中タッピングも聴こえてきます。
マイケル・ヘッヂスのレビューでよく言われますが、ひとりで弾いているとは思えないのです。
そういったサウンドがいたるところで聴かれます。
まさにマジックですね。
「ジッターブギー」マイケル・ヘッジス
これまでと違ってアップテンポの曲です。
そういえば書くのを忘れていましたが、上ふたつもこの曲もアコギ一本で演奏されています。独奏(ソロ)ですね。
マイケル・ヘッヂスのアルバムは、一人で演奏されている作品が多いです。
この曲こそ、一人で演奏しているとは思えない作品です。
ホントにいろんな音が聴こえます。
また変則チューニングで、聴いたことがないハーモニクスも聴けますよ。
しかしなにより、マイケル・ヘッヂスのスピード感のある演奏が素晴らしいです。
「Aura Müünta」マイケル・ヘッジス
「ギター1本なのに、なんて壮大な演奏なんだろう」
すがすがしい気持ちとともに、こんな感想が出てくる曲です。
ここまでくるとピアノにもぜんぜん負けていません。
ギターって素晴らしい楽器ですね。
「Tomorrow Never Knows」ビートルズ
彼は歌も歌ったりします。
上手いというか、味のある歌ですね。
ボサノバの「ジョアン・ジルベルト」のようです。
曲はビートルズです。
この曲にはベースも入っていて、フレットレスのサウンドが気持ちいいです。
ぜひ「オラクル」聴いてみてくださいね。
紹介した以外の曲も最高すぎます。
»「Oracle | MICHAEL HEDGES」の詳細はこちら
良い音で聴くと感動が倍増
ぼくは今回のアルバムを「Amazon Music HD」で聴いています。
CDも持っていますが、はやり便利な方を選んでしまいます。
今回のアルバムはアコースティックギターの演奏なので、特に音質にはこだわりたいところです。
良い音で聴くと感動のレベルがぜんぜん違いますからね。
Amazon Music HD については、
「【超オススメ】Amazon Music HDの音質が最高すぎる話」
のページを読んでみてください。
それでは以上です。