ジャズでソロをとる場合に、音をたくさん詰め込みすぎていないでしょうか。
これはぼくも耳が痛い話ですが、ついごまかそうとして細かい音符を弾いてしまいますよね。
今回は少ない音符でソロをとることについて、少し書いていきます。
少ない音符でソロをとれないか
ソロはメロディだということを、思い出さなければなりません。
基本はメロディをつくること
やはりソロの基本はメロディをつくることです。
音符で埋めるだけでは、なかなかかっこいいソロにはなりません。
テーマが参考になる
試しにスタンダードのメロディを見てみると、けっこうすき間というか休符が多いことに気づきます。
まったく弾かない小節すらありますね。
そう、メロディは弾かない部分も大切なのです。
長い音符を弾いてみよう
休符を入れるのは最初はけっこう怖いです。
人と話すときの「間」が怖いのと同じですね。
なのでまずは、長い音符を入れるようにしてみましょう。
二分音符や、可能なら全音符など。
音を鳴らしていれば、とりあえず安心できます。
レジェンドの演奏も参考に
たとえばマイルスも、途中から少ない音符で勝負するようになりました。
初期の頃はけっこうたくさん音数を入れていたのですが、有名な黄金期あたりから、渋いスタイルをつらぬいています。
考えてみると、歴史に名を残した演奏家で、やたら弾きまくるようなスタイルのひとは少ないように思います。
話す内容を狙っていこう
ダラダラ話すのではなく、その場その場で的を得たことを話していくソロが、やはり理想的ですね。
これはぼく自身の課題でもあります。
というかジャズを演奏しているひと全員の課題ですね。
目標です。
もしかしたら、これは普段の会話などから鍛えられるかもしれません。
新入社員なども先輩から、「頭の中で一回考えてから話せ」って怒られますものね。
ジャズも同じでしょう。
必要のないことを削るプロセスを持ってみてください。
それでは以上です。
ジャズベースソロ上達のためのブログ記事まとめ【練習法・コツ】
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