「自分は不器用だから・・・」と、なかなか上手くならないことを嘆くひとがいます。
楽器の世界では不器用なことは損とされません。
このことを少し書いてみようと思います。
不器用は本当に損か
確かに世の中、器用なひとはいます。
器用貧乏
器用なひとは、ある程度の水準まで他のひとより早く到達します。
しかし問題は、そこで止まってしまうことです。
できたと勘違いする
つまり、もうできた気になって練習しなくなるのです。
周りも褒めるものだから、より調子にのってしまうでしょう。
不器用なひとはゆっくり
不器用なひとは、これが訪れません。
なので努力し続けます。
兎と亀ですね。
やがて器用で練習しないひとを追い抜く日がやってきます。
そんなひとを何人も見てきました。
稀に努力する器用なひとがいる
ただ、「器用で努力が継続できる」タイプは、とても伸びるでしょう。
しかし、そんなひとはかなりマレです。
天才タイプですね。
日々、自分を見返す
もし自分が「器用なタイプ」のひとは、調子に乗ってしまっていないか日々振り返りましょう。
上手になったのは気のせいかもしれません。
また「不器用なタイプ」のひとは、半年前の自分と比べてみましょう。
できるようになったことはたくさんあるはずです。
自信を持ってくださいね。
それでは以上です。
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