ジャズでは、低音はウッドベース・コントラバスが担当することが一般的です。
このウッドベースですが、ジャズだけでなく、いろいろなジャンルの音楽に参加することができます。
このこともウッドベースの魅力のひとつです。
ウッドベース・コントラバスが参加できる音楽ジャンル
けっこうたくさんのジャンルに参加できるんですよ。
クラシック
» 収録アルバム「Prokofiev: Peter Og Ulven」
そもそもウッドベース・コントラバスはクラシック音楽で使われていた楽器です。
ちなみに昔は「ヴィオラ・ダ・ガンバ」という名前でした。
ジャズ
» 収録アルバム「the scene changes THE AMAZING BUD POWELL」
ジャズといえばウッドベースですね。
エレキベースでは、なかなかジャズの雰囲気は出せません。
初期のジャズでは、チューバが低音を担当していました。
ポップス
近年はポップスでもウッドベースが使われるようになってきました。
ポップスではエレクトリック・アップライト(サイレント)が使われることも多いです。
エレクトリック・アップライトについては、以下の文章も参考にしてみてください。
ラテン
ラテン音楽でもウッドベースは使われてきました。
上の YouTubeは「カチャイート・ロペス」というベーシストです。
ぼくの大好きなベーシストで、この CDはかなり聴きました。
ボサノバ
ボサノバでも、もちろんウッドベースは使われます。
上の「JOYCE」は、みなさんが思っているボサノバとはちょっと違うかもしれません。
「JOYCE」は、ぼくの好きなボサノバのアーティストです。
タンゴ
タンゴでもウッドベースは使われます。
タンゴといえばピアソラ / Astor Piazzolla。
ウッドベースは、弓もピッチカートも両方上手でないといけません。
ファド
ポルトガルのファドでも、近年は使われるようになってきました。
伝統的なスタイルの「歌+ポルトガルギター+スパニッシュギター」という編成では、スパニッシュギター(クラシックギター)が低音を担当します。
ベースが担当した方が、深いベースラインになりますね。
ウッドベース・コントラバスを始めよう
以上、ウッドベース・コントラバスが参加できる音楽ジャンルを紹介してみました。
ウッドベースを始めようか迷っているかたは、こんなにたくさんのジャンルを楽しめるウッドベースを始めないなんて、ぜったいソンしますよ。
ぜひ「ウッドベースの始め方、独学の練習法【初心者から中級者になるまで】」のページも参考にしてみてください。