楽譜は、色々な意味で完全に信用してはいけません。
たとえば、やはりひとが書いたものですからミスはあります。
大手出版社から出てるものでも、少ないですが誤植があったりします。
特にジャズやポップスは間違いが往々にしてあります。
また、現場で渡される楽譜は手書きのものも多いので、ミスは多くなります。
なので、「もしかしたら間違いがあるかも」という注意を持って、楽譜を追っていくようにしましょう。
これは音符もそうですし、コードでもそうです。
別な観点では、スタンダードの楽譜などで、コードが汎用的なものになっていない可能性もあります。
その楽譜が、どこか別のところから丸写し、もしくは移調されて作られたりしている場合、アレンジされたコード進行で書かれているかもしれません。
その場合、今回の演奏にはそぐわないこともあります。
「ここは元々このコード進行だな」
と、汎用的なものに置き換えることが、必要になることもあるでしょう。
なんにせよ、楽譜は手放しで鵜呑みにしてはいけません。
違和感のある場所は、音源などに当たれるといいですね。
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楽譜/音符を読むことについてのブログ記事まとめ【ジャズ/ベース】
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