音楽だけでなく何でもそうですが、「こなす」だけでは良くありませんね。
もっと成果物のレベルをあげていかないといけません。
でも最初のうちは、必ずしも「こなす」ことが悪いこととは言えません。
「こなす」だけでもけっこうな技術を必要としますからね。
「こなすこと」から「創ること」へ
初心者のうちは色々とルールをおぼえて、「こなせるようになること」を目標にしないといけません。
まずは「こなす」こと
最初のうちは、とにかくカタチをつくることが目標です。
楽器のレベルをあげる
楽器のレベルをある程度まであげて、まわりに迷惑がかからない状態にしないといけません。
リズムや音程、音符を間違えないこと、などの観点から、ひとと一緒に演奏できるレベルまで持っていきます。
音楽のレベルをあげる
楽器のことだけでなく、楽譜の記号の意味や音楽理論など、楽器のスキル以外のことも学ばないといけません。
楽譜の指示通り弾けるように
楽器のスキルと音楽のスキルをある程度まであげると、楽譜が要求する最低限度のサウンドが出せるようになります。
演奏を「こなせる」状態ですね。
よく考えれば、こなすだけでも、けっこうなレベルが必要です。
こなせるようになったら「創ること」へ
とりあえず音楽のカタチをつくれるようになったら、次は「モノを創る」意識で向かうようにします。
共演者と一緒に音楽を創る
これまでは自分だけで完結していた音楽を、外とつながりのあるものにしていきます。
まわりのひとの音と調和するような音を出してみましょう。
どんな音を出したら、一緒に演奏するひとは喜んでくれるでしょうか。
聴くひとへ伝えようとすること
さらには演奏を聴きにきているひとも意識してみましょう。
どんな演奏をすれば感動してくれるのでしょうか。
感動しないにしても、どうしたらこちらの思いを伝えられるでしょうか。
ぜひサウンドを「創ること」を意識してみてください。
もっと音楽が楽しくなりますよ。