コードの構成音、いわゆるコードトーンを覚えるのに、ベースを使った良い方法があります。
ウォーキングにも使えて一石二鳥の方法なので、ぜひ練習に取り入れてくださいね。
ベースを使ったコードトーンの覚え方
曲のコード進行にそって、コードトーンを弾いていくやり方です。
<1-3-5-7>
四拍子の曲があるとして、そのコードトーンを順に弾いていきます。
たとえば枯葉を例にとります。
コード進行にそって、それぞれのコードのコードトーンを〈1-3-5-7〉の順で弾いていきます。
これだけのことなのですが、まだコードに不慣れなひとは手こずるはずです。
曲に聴こえる
この方法、実際に弾いてみると分かりますが、きちんと曲のコード進行が聴こえます。
なので、〈コードトーンを覚える〉というつまらない作業が、楽しくおこなえるという利点があります。
そのままウォーキングラインにもなる
ベースで4分音符を4つ打つので、これはウォーキングラインといえます。
そして、この〈1-3-5-7〉は、普通に使われるラインでもあります。
そのまま現場で使えるので、一石二鳥というわけですね。
慣れてきたら他の順番も
〈1-3-5-7〉という順番は、ルートからコードトーンを考える、一番初歩のやり方です。
慣れてきたら、より難易度の高い他のコードトーンから入る方法を練習しましょう。
〈3-1-7-5〉〈3-5-7-1〉〈7-5-3-1〉など、いろいろなパターンを試してみてくださいね。
なるべく楽しく練習する
ぼくが練習方法を考えるときは、なるべく楽しさを加味するようにしています。
メトロノームをつけて他の練習要素を足したり、間違えなかった回数を数えてゲーム性を加えたり。
ぜひみなさんも、退屈な練習を楽しい練習に変換してみてくださいね。
それでは以上です。
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