ベースの tacama です。
ウッドベースを 20年演奏しています。
この文章では、ぼくのライフワークであるウッドベースの魅力を書いてみます。
言い換えれば、ぼくがウッドベースを好きな理由ともいえるかもしれません。
ウッドベース・コントラバスの魅力
魅力を7つ書きます。
アコースティックで、豊かな音色
なんといっても、やはり音色が魅力です。
太くて迫力があって、かつ繊細な芯のある音色。
倍音が豊かなんですね。
ピッチカートも弓も楽しめる
指で弾くのと弓で弾くので、ぜんぜん音が違います。
指で弾いたときには、最初の強いアタック以降は減衰する一方です。
逆に弓で弾くと「だんだん大きな音に」ということもできます。
専門用語でいうと、指で弾く場合は「撥弦楽器(はつげんがっき)」、弓で弾く場合は「擦弦楽器(さつげんがっき)」といいます。
また弓で弾くことをアルコ奏法ともいいます。
アルコはイタリア語です。
メロディも弾けるし、リズムの要でもある
ウッドベースは素晴らしいメロディ楽器でもあります。
ピッチカートでも弓でも綺麗なメロディを弾くことができます。
また、特にジャズにおいてはリズムの要になります。
バンド全体の推進力を担います。
アンプ無しでも音が出せる
エレキベースだとアンプがないと音が出ませんが、ウッドベースだとアンプがなくても演奏ができます。
現場では、ドラムレスのときなど、生音で演奏することも多いです。
いろいろなジャンルに参加できる
ウッドベースは本当にたくさんの音楽ジャンルに参加できます。
ジャズ、クラシック、ポップスなどなど。
このことは、
ウッドベース・コントラバスが参加できる音楽ジャンル【意外と多い】
の記事にも書きました。
フレットがない
ウッドベースはエレキベースと違ってフレットがありません。
なので、半音の間の音が出ます。
このことで、より表現の幅が出ます。
演奏しているひとが少ない
たとえばエレキベースに比べて圧倒的に人口が少ないです。
もしあなたがウッドベースを始めたら、すぐにレアな存在になれますよ。
まずウッドベースを持つこと自体、かなり覚悟がいることです。
部屋のけっこうな場所を取りますからね。
一応スタンドを使えば、ほぼ邪魔になることはありません。
» ウッドベース/コントラバスのスタンド【部屋を広く使うのに必須】
もしウッドベースを購入しようと思う場合には、
初心者はいくらのベースを買うべきか【失敗しないエレキ/ウッド購入】
の記事も参考に、楽器を選んでみてください。
以上、ウッドベースの魅力でした。
最後にぼくのYouTube動画を貼っておわります。
ウッドベースの魅力が伝えられたら嬉しいです。